今年もまた花粉症期間に突入です。
①花粉症は、
身体の免疫反応です。
身体の中に侵入した異物(アレルゲン)から、
自分を守るために、
起こる反応です。
空気中に含まれるさまざまな異物で、
時期的に花粉が大量になるわけです。
②症状は、
むずむず痒く、くしゃみ、透明な鼻水、鼻塞、目赤。
アレルゲンが皮膚や粘膜に接触して起きる反応です。
鼻・のど・目の粘膜・皮膚に付着し、
初めはまだ浅い部位に留まっています。
③漢方治療は?
アレルゲンと接触し、
まだ身体の中に侵入していない時に、
*身体の中への侵入を防ぐ!
*皮膚や粘膜の表面に留まっているアレルゲンを、
追い出す!
これが大切。
④身体の中に侵入してしまったら?
身体の中に侵入しやすい体質の方は、
アレルゲンとの接触と同時に、
侵入されてしまいます。
⑤侵入されてからの漢方治療は?
その方の体質との連動した治療が必要になります。
*ストレスがあるとますます悪化する
*雨の日にだるくて鼻がつまる
*寒い日はくしゃみが止まらない
*朝目が覚めた時にくしゃみが連発
*目の周り顔が浮腫む
*のどや鼻が渇いて、目や顔中が痒い
*咳が出やすい
*鼻水がねばねば白かったり、黄色い。
さまざまな体質的な症状の違いあります。
それに合わせた漢方薬治療となります。
漢方では、
皮膚、粘膜表面に接触した異物の侵入を防ぎ、
排除するための力を、
「衛気」
また、
身体の中の異物の脉管内への侵入を防ぐ力を、
「営気」
「営衛」の根本は「腎」に蓄えられています。
今年こそは、
漢方薬で花粉治療してみませんか!!