前回まで・・・
全身どこでも起きるアレルギー（Ⅲ型アレルギー）について書きました。
今回は、
Ⅳ型アレルギー
についてです。
Ⅳ型アレルギーとは、
実はⅠ型アレルギーと似ていますが、Ⅰ～Ⅲ型と異なり抗体は関与しません。アレルギー反応は司令官である白血球の中のT細胞が指揮します。
どういう事？
抗原を認識する特殊な細胞のことをリンパ球と言います。リンパ組織や血液中に存在します。リンパ球にはBリンパ球（B細胞）とTリンパ球（T細胞）の二種類があり、Ⅰ型アレルギーの反応に関与するのはBリンパ球のほうです。Bリンパ球は、骨髄で生産され、異物を攻撃する抗体を作り出す働きがあります。Ⅰ型アレルギーの反応にはBリンパ球が重要な役割を果たします。一方、Tリンパ球はⅣ型アレルギーの反応にかかわるもので、異物（抗原）をとり込んだマクロファージからの情報によって活性化され、リンフォカインと総称される様々な物質を放出します。
周りには目もくれず、いきなり大将に戦いを挑むのです
なので、反応が出るのにも時間がかかるので、
遅延型
とも言われています。
Ⅳ型アレルギーには、
・臓器移植の拒否反応
・アレルギー性接触性皮膚炎
・ツベルクリン反応
・・・などがあります。
一言でアレルギーと言っても、色々あるんですね。
つづく。
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はりきゅう整骨院 康寿庵
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