タイトルはこんなんですが、参考にならないかもしれないことをお伝えしておきます(笑)。

公共の場で静かにしてもらうために、泣いたらすぐにスマホを見せたりお菓子を与えたり、音消してDSさせ放題とか。

はたから見たらどんなダメ子育てでも、母親が子供を邪魔な存在だと思わずに済む子育て、多分それが正解。

子供を四六時中監視し、子供と環境の粗探しをして、無駄に不安がり不満を溜め込む暇があるなら、自分のことをするわ。

ところが最近は、それを差し置いても、

子供が宿題をしなくなったのを自由になったと喜ぶとか、清算前の食品を子供が食べても叱らないとか、ありがとうごめんなさいを教えないとか。

子供を信頼するという大儀のもとに、人として社会でやっていく最低限のことさえ、教えようとしない親も増えているよう。

そこで今回は、子供を叱らないことで子供が被る損害について、書いてみたいと思います。

ところで、子供を叱るべき基準ですが、信用礼節配慮など人間関係に関わる事、これに尽きます。

あと、叱るとは少し違いますが、何を選ぶのも自由な代わりに、結果に責任を持つことを教えたほうがいいでしょう。

なぜなら、人生で行き詰まる原因の大半は、能力不足ではなく人間関係の詰まりなんですよね。

逆に、中卒でもやっていく力があるなら成績はどうでもいいし、逃げるのは悪いことだと思わない。

学校や会社は命をかけて行く所じゃないし、自分で決めたからと明らかに向いてないことに固執しても、誰も喜ばない。

だから、宿題や学校を無理強いしようと思わないけど、社会に出た時に、ツケを払わされる時が必ず来ることを、しっかりと教える必要があると思います。

例えば高卒認定試験ですが、社会人をやりながらになるから、普通の高校生以上に頑張らないといけない。

子供が宿題をしなくなって、自由になったと喜んでる親だって、子供が乗り越えるべき課題を、いつまでも代わってあげることは、できないでしょう?

何より、老後になってまで、成人した子供の尻拭いをさせられ続けるのは、私が嫌。

私も、人付き合いの面でツケを払わされています。

マナーは教えてもらったけど、自分から歩み寄る発想がないため、心を通わせることができず、程よい距離感で気配りし続けることができない。

母親のように、実家では兄弟が結婚してからは夫が。クローズドでお姫さま扱いしてくれる人がいるなら、それでいいっちゃいいんだろうけど。

ただね、間口は狭くなるし縁も円も拡大していかないよね。せいぜいお山の大将止まり。

社会では皆、自分のご機嫌を取ることに精一杯で、有名人でも何でもない女のご機嫌を取ってる暇はないですからね。

とはいえ、人付き合いのやり方を血肉にするにはそれなりの時間が必要で、付け焼き刃でできるものじゃない。

親から人間関係を学べないまま成人したのは、社会適応において大変なハンデですが、

社会で生きている以上人との関わりは断てないので、分からないなりにやっていくしかないのです。