人が生まれた瞬間から死へのカウントダウンは始まっていて、時間は命と同じだというなら。

雇用主なりお客さんなり、誰かのために時間を削ることで得られるお金も、命と同等なはず。

不労所得だって、誰かが命を削って仕組み作りをした結果。

金は天下の回りものといわれてるし、自分のお金を何に使おうと勝手でしょ、と言われればそれまでだけど。

通常、融資や企業間取引は勿論、数千円の服や本をネット購入する時でさえ、相手なり商材のことをある程度調べると思うのですが。

命と同等のお金、しかも結構な痛みを伴う数十万単位の金額を、支払うに値する価値が相手や商材にあるかを精査せずに、払う人が結構いることに愕然!

搾取したい側は、金は天下の回りもの、支払う金額=覚悟だとか言って、痛みをマヒさせるよう仕向けてきます。そりゃそうでしょ。

ですが、痛覚なくなったら、催眠かけられてる間に、心臓抉られててもわかんないわけで、マジで死ぬよ? 

だからこそ、あえて言いたいのです。使うときは慎重に!と。お金が自分の命だとしても、軽々しく扱いますか?

挙げ句、誰かにそそのかされるがままに、収入のアテがないのに会社を辞めたり離婚したりして、コジキや借金をしてまで誰かのセミナーに行っている人を見かけますが。

軽やかに命を切り売りした、当然の結果でしょうと。命を、自分の命を何だと思ってるのか?

自分の命さえ粗末にしか扱えない人が、人様の命を大切に扱えるはずはなく、そんな人が、ビジネスで成功できるわけがない!

それどころか、勤め人や結婚生活さえも、ままならないかもしれませんね。



「門松は 冥土(めいど)の旅の 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」
 
一休 宗純(いっきゅう そうじゅん)