冴える | 写真家 武藤弘司のFACE ASIA

冴える

撮影旅から戻って
久しぶりに
ジムでマスボクシングを行いました。

寸止めするボクシングの実践練習です。
頭や腹に入ることもありますが、
当たる瞬間に力を込めないで戻します。
なのでダメージは少ないです。
たまに勢いで当たると、
肋骨を痛めたり、唇から出血したりしますが、
それは最初の頃で、
慣れてくるとあまりない気がします。

防御を覚えてからやらないと、
危ない運動かもしれません。

防御は上達するし、
運動量は試合に近いので、
体力を使います。

その日の終わりの夜、確かに疲れているのに、
不思議と頭や眼が冴える感じがします。

インド等の過酷な場所から日本に戻って来ると、
確かにやつれて疲れているのに、
眼がやたらと冴える感覚に似ています。

人間の本能に近づくことも
関係あるかもしれません。

発展途上国の旅先と、
日本だと漂う熱っぽさの
落差もあります。
日本だと冷静な国で、
インドだと情熱な国。

日本でボクシングを
やると青春真っ只中という
感じで、
上手く心のケアもできそうです。

強くなり、
精神的にも落ち着ける、
色々と恩恵があります。