金曜日の午後6時過ぎのこと。


電話に出た「こうじ屋のおやじ」が、

「中部電力から」って、なぜか私にまわしてきた。


「電気のメーター点検のため、お伺いする日時を決めたいのでお電話さしてもらいました」という。


「電気の検針票はありますでしょうか。従量電灯の下に動力と書いたところがあると思うんですが・・・」


検針票・・・ああ、使用量のお知らせね。


いつもはそんなものすぐに出てこないのに、その時はたまたまあったので、

「従量電灯しかありませんが・・・」と答えると、


「そ、そうですか・・・それじゃ、一度確認してみます」とあわてた感じで向こうから電話を切った。


なんのこっちゃ?と思い、とりあえず電話を待ってみたが、ちっともかかって来ない。


ひょっとしたらひょっとして・・・?


ここまできてようやく私の頭に疑いの黒雲がもくもくとわいて来たえっ


これは中部電力に確認しなきゃと、伊賀営業所に電話してみたら、出たのは津の営業所。伊賀営業所からの電話だったのかどうか確認を頼んで待つこと15分。返事は「伊賀営業所から電話はしていません。いたずら電話だと思います。」


いたずらって(*_*)、こういうの詐欺っていうんじゃないの!?


ネットで調べてみたら、あるわあるわ・・・「電力や保安会社を騙る詐欺」。

点検や基本料金設定の見直しと言って電話し、「電気代を安くする機器」のリース契約を迫ったり、漏電の点検と称して修理代をとったり、いろいろバリエーションがあるそうだ。当然のことだが、電力会社が機器の売込みをしたり、依頼のない点検、修理、メーター、ブレーカーの取替えで代金を請求したり、契約内容などの個人情報を電話で聞くことは一切ないとのこと。


いろんな電話がかかってくるので用心しているが、今回はみごとにひっかかった。うちが動力使ってないので相手にされず、よかったけど。


ぬくぬくと風呂から上がってきた「こうじ屋のおやじ」に顛末を話すと、

「だいたいこんな時間にかかってくることからして、怪しいわな」って・・・。

だったら人にまわさないで、初めにちゃんと対処しようよっ )`ε´( 


今回調べてみて契約に家庭用従量電灯と主に事業所用の動力(低圧電力)があることを初めて知った。勉強になったわ~。

こういう電話のことも予備知識があれば、すぐに対応できたのに。今度から不審な電話がかかってきたら、一旦電話を切ってかけ直すからって会社名と連絡先、担当者の名前をしっかり聞こう。


勧誘の電話や不審な電話、どうされてますか?いい対処法あります?

みなさんもどうぞお気をつけくださいねあせる