2023年2月17日(金)にiPhone12 Pro Maxを紛失。
手元に戻ってきたのは2月21日(火)の午後でした。
手元に戻ってくるまでの4日間のできごとと、
普段使わないiPhoneの機能をここに記録しておきます。
紛失までの過程
2023年2月17日(金)
代々木公園内の織田フィールド
18:00
更衣室で着替えて練習用シューズに履き替える。
着替えや荷物はロッカーに。
履いてきたシューズ(黒色のOn)は入口脇の下駄箱に置く。
18:05
トラックでアップ開始。
友人が到着。
更衣室に行き、下駄箱のシューズの中に携帯を入れる。
18:12
練習開始。
キロ4:15ペースで
19:15
練習を終えて、更衣室へ。
下駄箱のシューズがないことに気づく。
もちろん携帯もない。
最初は友人の携帯から電話してもらう。
なんどコールしても出ない
誰かが、間違えてシューズを持って帰ってしまったようだ。
練習開始から更衣室に戻るまで1時間あまり。
ロッカーに携帯を入れなかったことを悔やむ。
行方不明のiPhoneをさがせ
20:30
帰宅開始。
途中で友人と別れる。
会社の携帯を持っていたので、引き続きコールするが、出ない。
22:00
帰宅。
パソコンで、行方不明の携帯の位置を確認。
地図上で動き回るiPhoneを確認。
その模様を先ほど別れた友人に実況中継。
22:59
画面撮影時点での位置
その後もコールするが出ない。
後半からコール音が鳴らないことが増えた
23:50
iPhoneの位置が動かないことを確認し就寝。
iPhone救出大作戦
7:30
東西線の東陽町駅に到着。
初めておりたった東陽町駅
この道路の右側がパソコンが示す場所。
そして、事態は動き出す
探しているiPhoneがパソコンの地図の中で動き出した。
どこに向かうのか分からないので、しばらく動きを観察。
東京駅でとまったの確認し、こちらも移動開始。
9:40
東京駅に到着。
いいお天気なのにオレは何をしているのか感…
ここでパソコンの充電がなくなってしまった。
家中のモバイルバッテリーを持参していたので、充電ケーブルを購入しにビックカメラへ。
すると、店員さんからMacBook Airはモバイルバッテリーでは充電できませんと、告げられる。
仕方ないので、コンセントがあるカフェへ。
スタバさんありがとう
充電が切れてから30分。
画面をみるとiPhoneの位置はそのままだった。
13:04
スタバで充電中に撮影。
かなり近い
この時点でも、電話をコールしても繋がらない。
電波が悪いということは地下…。
地下ということは、コインロッカー…?
パソコンの充電が完了すると地下のコインロッカーをチェック。
しかし、ここでは場所を特定できないと判断し、
いちばん確率が高い、自宅近くで待つことを選択。
その選択の結末は…
13:00
東陽町へ戻る。
やることがないので、散歩。
木場、門前仲町辺りをブラブラ。
本当だったら、友達と厚木で昼飲みする予定だったのにw
何度も飲もうかと思ったけど我慢w
バッテリーを気にしながら、
ときどきiPhoneの位置を確認。
時々、電話するがやはり繋がらない。
パソコンのバッテリーも、
紛失したiPhoneのバッテリーも
減らすことができないので、
別の方法で時間を潰すしかないのだけど、
やることがない。
ランニングウェア持ってくればよかったと後悔。
木場に映画館があることを確認。
16:40
「スズメの戸締り」を鑑賞。
超絶おもしろかった
18:30
映画鑑賞終了。
携帯はまだ東京駅。
朝まで表示されていたマンションに向かう。
帰宅してきた人に声をかける。
「携帯をなくして探しています。東京駅に携帯を届けられましたか?」
5人くらい声かけたけど、ヒットせず。
(すごい怪しそうに見る人もいて、心おれたw)
21:20
携帯はまだ東京駅。
電話するとコールされるようになった。
電波がよいとこに動いたのか…?
もしかしたら、警察に届けたのかもしれない、
という考えに至り、帰宅することにした。
誰の言っていることが正しいのか
2月19日(日)
とうとう3日目に突入してしまった。
11:00
東京駅のJR遺失物センターへ行き、届けられてないから確認。
「届けられてない」との回答。
12:00
丸の内警察署に紛失届けを提出。
行き詰まったので、昼メシでも食べようと、
地下をウロウロ。
すると・・・
「東京メトロお忘れ物」という表示を見つけた。
東西線を利用してる訳だから、こっちか!
特徴を説明し、結果を待つ。
回答は「届いてません。」と…。
対応していただいた方の説明を伺うと…
- 紛失物として携帯が届いたら電源は切る。
- 電源が切られたらパソコンには表示されない。
- 電話も繋がらない。
JR遺失物センターでも、
丸の内警察署でも、
パソコンの画面を見せて説明したが、
同様のことを言われた。
こうなると…
コインロッカー説。
もしくは、どこかに放置されてる説。
の2つだ。
ただ、探し出す選択肢はひとつ。
自らの手で見つけるしかない。
東京駅は、地下から3Fまである。
位置を表示されても何階にあるかは分からない。
駅のホームにあるようにみえる。
ホームの先に建物がある。
ちょうど車掌さんがきたので
「あそこからGPSデータがでてるんですけどあそこに携帯が置かれてることはありますか?」と
尋ねる。
「ちょうどその真下あたりに遺失物センターがあるから、そこじゃないかな?」と言われる。
再び、遺失物センターへ行き、問い合わせる。
しかし、答えは「届いてない」と。
電源を切るから表示されないはずだと、言う。
さらにこう言うのだ。
「どこから届けられたかで保管しているので、
それが分からないと調べようがない。」と。
東陽町の人がどこで携帯を届けでたかは知る由もないので、調べようがないということか。
ならば、やはりコインロッカーか。
いずれにしてもこの状況では場所は特定できない。
充電をできるだけ長持ちさせて、荷物が動くときを待つ作戦にしようと判断。
コインロッカーの保管期限は3日。
月曜か火曜に勝負は持ち越すことにした。
15:00
東京駅を離脱し帰宅開始。
帰宅途中でスラムダンク鑑賞。
素晴らしかったです
鑑賞後、位置を確認してもまだ東京駅にiPhoneは表示してされていた。
明日の朝、また確認して作戦を考えよう。
こうして、オレの2日間の休日は終わった。
いい映画を2作品観て、充実した休日だったと思うことにしよう。
うん、そうしよう。
終わりのないゲームは続く
2月20日(月)
4:00起床。
iPhoneの位置確認。
いまだに東京駅のまま。
私の職場は東京駅周辺なので、
本日は出社のため東京駅着。
ここにあるのが分かっているのに、
まだ僕の手の中に携帯はない。
出勤途中に、JRのホームページから遺失物の問い合わせをする。
午後回答あり。
「届けられてない。」との回答。
JRからは遺失物の該当なしとメールで回答があった
やはり、コインロッカー説かなのか…。
コインロッカーの管理会社に問い合わせをして、
保管期限過ぎたあとの荷物の動きを確認。
iPhoneの残りのバッテリーも少ない。
コインロッカー保管期限の明日を待って
動くと決め、今日の捜索はおやすみ。
19:00
帰宅。
自宅でiPhoneの位置を確認。
微妙に位置が違うことに気づく。
充電のこともを考えると勝負は明日。
ワンチャンに賭ける。
いよいよ、決戦の日
2月21日(火)
起床後、iPhone位置確認。
昨日と同じ位置だった。
いつもより40分ほど早く家を出る。
8:00
東京駅遺失物センター
間違いなくここからGPSで位置が確認できる。
ここにあるに違いない。
13:45
iPhoneの位置は動かず。
コインロッカーにあるとすれば管理会社の
事務所に荷物は回収されると
事前に確認していたので、
この説ではないと結論づける。
14:.00.
昼休み中に東京駅へ向かう。
14:10
遺失物センターで照会を依頼する。
(もう何度、説明しただろうか・・・。)
いくつかの携帯電話の中から自分のiPhoneを発見する。
(歓喜)
4日ぶりのご対面。
電池残量は16%だった。
急いで職場へ戻ります
答え合わせ
遺失物センターの方から以下の話しを伺った。
- 届けられたのは丸の内改札地下。
- 届けられた日付は18日(土)
この話しと照らし合わせると…
土曜日のスタバで充電してるとき、
iPhoneはすでにJRの丸の内地下改札に
届けられたと思われる。
位置的にはビンゴ
土曜日の夜、東陽町から自宅へ帰るときの東京駅で撮影。
iPhoneの位置は微妙に移動している。
このときに遺失物センターに届いていたかは不明
日曜午後のこの段階では遺失物センターにはあったと思われる。
ただ、どこから届けられたかが分からなかったので探せなかった。
ここのほぼ真下に遺失物センターがある
なによりも、事態を混乱させたのは、
「遺失物センターに届けられたら電源を切る」と
言っていたのに、
実際には電源が切られていなかったこと。
遺失物センターで携帯渡されたときも
電源は入っていたし
iPhoneを探すアプリの地図上から
iPhoneが消えたことは一度もなかった。
それにより、コインロッカー説や、
東京駅に勤務してる説も想定してしまい
作戦をたてるのに苦労した。
それと、遺失物センターの担当の方々が、
電子機器の機能のことを理解していない方が多く、
こちらの会話と噛み合わないことがしばしば。
窓口に複数回行きましたが、
毎回、既に定年を過ぎた方々が対応くださいました。
これも、苦労した原因のひとつ。
振り返って、答え合わせをしてみると
かなり精度のいい位置情報をiPhoneは
発信してくれていたと思う。
今回使用したiPhoneの機能
「サウンドを再生」
ここをクリックすると紛失した携帯から音を鳴らすことができます。
紛失した携帯に電話するという手段もありますが、バイブにして音がでないケースのときは有効だと思います。
音は高音で、かなり大きく鳴ります。
初めて聴く音なので、効果あると思います。
この機能を使うと登録しているアドレスにお知らせがきます。
これだけ、大きい音を何度もならしても遺失物センターでは触れないという規定なんだろうな。
「紛失としてマーク」
ここを有効にしました。
紛失モードを有効にすると登録しているアドレスにお知らせがきます。
有効にするとApple Payの機能がストップされます。
見つかった後の復旧の作業は簡単にできました。
紛失したiPhoneに見つけたときに連絡して欲しい電話番号や拾った人へのメッセージが登録できます。
これを入力すると紛失したiPhoneの画面に表示されます。
最後に
今回のトラブルを経験して、知らない機能がたくさんありました。
モバイルSuicaとか、お金の支払いも比較的iPhoneに集約していたので、手元にない間はホントに不便でした。
ホント、勉強になりました。
ところで…
持ってかれていった、黒のOnのシューズはどこへ…。
(笑)
2023.2.24
備忘録として