桜の見頃は先週末でした。いわゆる「桜の名所」といわれる場所だけでなく、選挙区に点在する集落には必ずと言ってよい程、淡いピンクの桜が見られます。昔から春が来たというながめを人々は求めていたのでしょうか。



 今週の国会は本会議が9日(火)、11日(木)。地こデジ委員会は9日に参考人質疑、今日11日に厚生労働委員会との連合審査。引き続き子ども・子育て支援法の審議。一方、国土交通委員会は10日(水)に流通業務効率化法の一部改正案の質疑、採決。

 9日の子ども・子育て支援法の一部改正案の参考人質疑は与野党推薦の4人の参考人が意見陳述・そして質疑。

 私が一番納得したのは、遠藤久夫学習院大学長の考え方で
・現状の出生率の低下と出生数の減少、将来の子供を産む年齢の女性人口の減少は「後がない」日本の危機
  ・対策は遅れれば遅れるほど出生数の回復が困難(「時間との勝負」)なので、早急な対応、スピードが大事
  ・考えられる対策を体系化してできるだけ早く実施することが大事。社会実験的な取組みをまず行い、必要に応じて改良すれば良い
  ・必要な財源を唸出するための仕組みは、時間や社会的コストを考えて設計すべき
という意見でした。私も同じ思いです。

 有識者の意見を聴き、質疑は有意義でした。勉強になりました。

 委員会審議が立て込んでいたため、党本部での会合の出席は限られていました。そうした中、デジタル社会推進本部(サイバーセキュリティに関する提言案)、陶磁器文化・産業振興議員連盟(経済支援策、能登半島地震被害への支援。私は幹事長)、そして文化立国調査会(国立劇場建設PT)などに顔を出す。

 文化立国調査会は歌舞伎役者の中村扇雀(せんじゃく)氏なども出席し、早期の国立劇場建設を強く訴える。国立劇場は現地でPFIを活用し、ホテルとの一体建設を計画していますが、入札は2回とも不調(現在、国立劇場は閉鎖中)。

 私は場所は現有地に拘(こだわ)ることなく、単体で(民間とは別に)、100年後には重要文化財となるような立派な格式を感じさせる建物を建設するよう意見を述べる。


【三田市 武庫川河川敷の桜】




【地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会(第一委員室)】

【陶磁器文化・産業振興議員連盟】
【文化立国調査会】