今週は衆議院の本会議はなし。国会論戦の主役は参議院予算委員会。水面下で衆参の政治倫理審査会の開会、出席者などの与野党の折衝。

 「政治とカネ」についての国民の反応は大変厳しい。我が党もそのことをしっかり受け止めなければならない。衆議院の政倫審での弁明を終えた議員に「堂々と答えていた」「自信に湓れた答弁だった」「立派に対応していた」などと称賛している議員がいるのに落胆した。永田町目線ではなく、国民がTVを見てどう受け止めたのか、国民目線での評価が大事だ。

 党本部での会議は「こども・若者」輝く未来創造本部(児童対象性暴力防止法案の審議、火曜日と木曜日)、離島農業振興議連、財政健全化推進本部役員会(有識者勉強会)、デジタル社会推進本部(サイバーセキュリティ、民間事業者ヒアリング)、水産部会と国土交通部会(いずれも法案審査)、林政対策委員会(事業者ヒアリング)と7日(木)の夕方は政治刷新会議。

 政治刷新会議は岸田総裁も出席し、党則や党規律規約などの改正案について約2時間意見を交わす。その場でも何人かの方が主張していたが、今回の不記載について、なぜそうしたことが起きたのか、誰の指示なのか、なぜ止められなかったのか、その金は何に使ったのか、領収書はあるのか、誰が責任をとるのかなどが今もって明らかでない。それを行うのが何より先だとの意見。私もそう思う。自ら為したことを説明し、党としてケジメをつけてから、今後の方策を明らかにすべき。

 国会の委員会は8日(金)に動き始める。国土交通委員会(私はヒラの委員)と地こデジ委員会(私は委員長)の大臣所信聴取。両方とも来週質疑の予定。

 今週は火曜日(5日)に中谷駐パラグアイ大使が挨拶に来られ、金曜日(8日)に浅利駐ウルグアイ大使が来られる予定。

 また、例年政府に行っている東日本大震災からの復興加速化のための与党提言(第12次)を官邸で岸田総理にお渡しする。

 政府の今後の復興政策の方向性、柱を決める大事な重たい毎年の提言。数か月かけて我が党を中心に練り上げたものです。

 五百旗頭眞先生が御逝去されました。以下の弔文をお送りする。

【復興加速化のための与党提言(第12次)申入れ】



【地域活性化・こども政策・デジタル社会形成に関する特別委員会】