23日(金)から25日(日)まで三連休。

 23日の午前中は生野学園高等学校卒業式。初めて出席。篠原学校長式辞、卒業証書授与式(代表授与)、来賓紹介・祝辞、在校生からの送辞と続く。ここまでは他校とほぼ一緒。

 そのあとの宇都宮誠学園長証書授与から大きく違っていました。16名の卒業生に、学園長が寮生活(生野学園は中・高とも全寮制)、クラブ活動、学校生活を通じた一人ひとりの成長、伸びた点、についてコメントし、証書を渡す。

 続いて一人ひとりの生徒が壇上で挨拶する。短い生徒もいましたが、少なくない生徒が時間をかけて話をする。

 ある男子生徒は、小学3年から不登校になった。生野学園に来て初めて同世代の友と学校生活を送れた。皆と別れるから泣くのでない。充実し、幸せだったから泣けるのだ。一瞬一瞬を大事に生きたい。皆さんも一瞬一瞬を大切に生きてほしいと泣きながら、言葉に詰まりながら、朴訥(ぼくとつ)としゃべる。感情が先走りながらも、言葉を絞り出すように話す。男女を問わず涙の多い卒業生一人ひとりの答辞でした。

 心に染(し)み入る卒業式でした。こんなにも心が動かされた卒業式は初めてでした。

 卒業式のあと、朝来市生野町で生野鉱山群などの世界遺産登録を目指す市民団体からの要望。

 それから豊岡へ。豊岡市立歴史博物館で企画展「円山川の付け替えと水害史」を関貫市長と一緒に見る。谷岡学芸員に解説いただく。

 氾濫を繰り返していた円山川の大規模改修が始まって約100年。2004年の台風23号災害から20年。円山川の河川改修と水害の歴史を振り返るタイムリーな企画展でした。

 この日の夕方から但東町での国政報告会。翌24日(土)は浜坂と日高(2か所)で、25日(日)も日高(2か所)で集会。

 日高町では「意見交換会」との名称で質疑の時間を多めに取るようにしていただきました。

 県の分収造林問題、地域の人口減少・子どもの数の激減・活力低下等について、政治とカネ、年金問題、中山間地域対策、河川改修、内水対策・河川ライブカメラ等々多くの注文、質問などをいただく。

【生野学園卒業式(朝来市生野町)】


【市民団体要望(朝来市生野町)】


【但東支部 国政報告会】


【浜坂支部 国政報告会】




【日高支部 意見交換会】