今週の本会議は2回。13日(火)は所得税法、15日(木)は地方税法の趣旨説明、質疑。予算委員会は「政治とカネ」の集中審議も含め毎日実施。

 「裏金」といわれる収入不記載のある議員名と金額リストが今週も新聞各紙に掲載される。なぜそのような会計処理をしたのか。何に使ったのか。そうした会計処理は違法で問題があると認識していなかったのか。それらの疑問に対しては、ほとんどの議員は今なお何も説明していません。

 私は知らなかったと強弁したり、秘書のせいにしたり、ひたすら嵐が過ぎるのを待って沈黙を守ったり、中には優透な「ヤメ検」(元検事の弁護士)を既に確保しているとの噂のある議員も聞いたりする。

 保身の術が長(た)けている議員が目立つことが同じ議員の一人として恥ずかしい。政治の劣化はここまで極まれりとの想い。

 議員辞職直前の谷川弥一前衆議院議員に私は電話したことがあります。彼とは当選同期で離島振興、木材振興、日本文化の継承などへの熱意は誰よりも熱く、強く、激しいものがありました。

 彼に私は伝えました。「谷川さん、あなたは立派だ。法に触れることを認めて、潔(いさぎよ)く議員辞職するという。責任逃れの議員ばかりの中で立派だ」。彼は「ありがとう。谷さんからそう言っていただけるとは思ってもみなかった。俺は生き恥(はじ)は曝(さら)したくなかった」と言っていました。

 13日(火)の夕方、兵庫県議会自民党執行部と「県選出代議士会」との意見交換。県立大学無償化を中心。県の無償化への「手続き」「内容」などについて厳しい意見。

 14日(水)午後、皇居近くの「皇居三の丸尚蔵館」を初めて視察。皇室ゆかりの品を収蔵する新しい施設として昨年11月3日にオープン。

 今は第2期の「近代皇室を彩る技と美」を展示。館長の島谷弘幸氏の説明を受けながら作品を鑑賞。

 15日(木)の夕方は「ウルグアイ・日本ネットワークイベント」に出席予定。ウルグアイの牛肉とワインのPRイベント。