日本シリーズ最終戦。阪神勝利。1985年以来2回目の日本一。11月5日(日)は「津波防災の日」でもありますが、関西は阪神!阪神!阪神!で酔い痴れています。次の日本一が38年後であれば私は100歳を超えています。

 6日(月)から松葉ガニ(ズワイガニ)漁が解禁。選挙区の浜坂漁港でブランドガニ「浜坂がに煌星(きらぼし)」1匹(1,2kg)1,000万円の値がつく。もちろん漁港史上最高額。

 ちなみに他の漁港の最高額は津居山で12万円、香住で5万5千円。また柴山では昨年と同額の315万8,000円(「サイコーや」の語呂合わせ)でした。

 阪神の日本一、1,000万円の松葉ガニと嬉しいことが続いていますが内閣支持率は、このところずっと低迷。

 原因の一つとして、打ち出した一時的な減税が次の増税へと繋がると透けて見通されているとの見方もありますが、私は、多くの国民は、国の財政が悪い中での減税は、選挙目当ての目昡(めくら)ましだと見透(みとお)されていると思います。

 竹中治堅教授は岸田内閣の見直しすべきことを三点挙げています(「中央公論」11月号)。

 一点目は人事の見直し(実力本位の閣僚人事)

 二点目は国民へのわかりやすい政策の提示

 三点目は必要であれば自民党の支持基盤との対決を恐れずに改革政策を打ち出すこと

 また、アリストテレスの「弁論術」によれば言論による説得の条件は3種類あるとのこと(朝日新聞、11月6日夕刊、「世論調査タテ軸ヨコ軸」)

 まずは信頼に値するとみなさること

 次に聴き手の感情に訴えること

 そして最後に納得できるような論理

 岸田内閣は熱い情熱を前面に出し、強く謡るぎ無い信念で、わかりやすく説明する力が今こそ求められていると思います。正念場だと思います。

 今週も当初予算・税制改正を前に、多くの大会、集会、会合が続きます。

【衆議院国土交通委員会(11月7日)】