秋は「スポーツの秋」「祭りの秋」「味覚の秋」そして「芸術の秋」「紅葉の秋」でもあります。コロナでここ数年、外で楽しむことが少なかっただけに、今年の秋は以前にも増して人出が多いように思います。私にしても昨年夏から1年余り(約400日間)内閣に入っていたので昨年の秋は祭りやイベントには全くと言ってよい程参加できませんでした。今年は以前と同様、積極的に地域の行事に顔を出すつもりです。

 14日(土)と15日(日)の週末は地区運動会(川西市)、法とルールを守る住民大会(新温泉町)、城崎だんじり祭り(城崎温泉)、総合防災訓練(養父市)、新道場落慶記念式(朝来市)、さちよ元気まつり(丹波市氷上町)、織田まつり(丹波市柏原町)などを回る。

 久し振りに城崎だんじり祭りの熱気を感じ、織田まつりでは丹波市出身の舞台俳優新木宏典(あらきひろふみ)さんのトークイベントに多くの方(東京からも相当数のファンが来ているとのこと)が集まっているのにはビックリしました。

 16日(月)は国立劇場で歌舞伎鑑賞。国立劇場は建て替えのため、この10月で初代国立劇場の歴史に幕を閉じます。さよなら特別公演です。

 先月と今月は掉尾(ちょうび)を飾る義太夫狂言屈指の名作「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)」を二か月にわたり通し上演しています。先月に続いて今月も鑑賞。

 9月が第一部(三幕)、10月が第二幕(三幕四場)。第一部の三幕目「吉野川の場」での時蔵と松緑の白熱の演技に感動しました。ともに初役とのことでしたが、それを感じさせない円熟の演技でした。両花道を使った豪華で華麗な舞台はめったに見られないものです。

 第二部の二幕目「三笹山御殿の場」での菊之助も熱演でした。2時間近い幕でしたが、恋に燃え、嫉妬に燃えた役を見事に演じていました。

 新たな国立劇場はホテルも併設した高層ビルの計画とのこと。しかし今のところ2回入札不調が続いています。

【法とルールを守る住民大会(新温泉町)】


【城崎だんじり祭り(城崎温泉)】


【総合防災訓練(養父市)】


【新道場落慶記念式(朝来市)】


【北陵体育祭(川西市)】

【さちよ元気まつり(丹波市氷上町)】

【織田まつり(丹波市柏原町)】