22日(金)昼過ぎの飛行機で選挙区へ。今日は鳥取空港を利用。

 浜坂で、県土木事務所、新温泉町役場に立ち寄り、町長、所長らと台風7号からの復旧工事の進捗状況などを伺う。

 23日(土)は父洋一の十三回忌。村岡の自宅で法要。父が亡くなったのは東日本大震災のあった秋でしたから、もう丸12年になりました。次は二十五回忌でしょうか、三十三回忌でしょうか。

 24日(日)は快晴、大安。県立但馬牧場公園のイベントに行く。

 この夏に「美方地域の伝統的但馬牛の飼育システム」が世界農業遺産に認定されたこともあり、イベント開会前に懸垂幕除幕式がありました。齋藤知事らと除幕を行う。また、イベントの名称も「但馬牛まつり」から「世界の但馬牛まつり」と変更し、内外への大きな発言を心掛けています。

 それにしても百数十年も頑(かたく)なに閉鎖育種(他の地域の牛と交配させない)を守ってこられた先人の取組みに心からの敬意とその恵みを今に生きる我々が受けていることに感謝を申し上げます。但馬牛(兵庫県で生まれ育った牛)は県外の牛と交配することはありませんが、美方地域の但馬牛はそのことに加えて美方地域外の牛と交配させないのは本当に凄いことです。

 昼過ぎに生野に行く。「銀谷(かなや)祭り」で賑わうレトロな鉱山町を久し振りに後援会の人達と歩く。

 生野の町は歴史を感じさせ、住む人々は、まちを魅力あるものにするために、いつもみんなでチャレンジしている感じがします。

 今年も祭りのポスターは柴田ケイコさん。「パンどろぼう」などで有名な絵本作家の楽しいポスターは毎年楽しみです。

 24日(日)の日経新聞朝刊に私のことが少し触れられていました。大島理森(ただもり)前衆議院議長が連載している「私の履歴書」(第23回「東日本大震災」)の中で次のように記されていました。
 『先日まで防災相だった谷公一さんは阪神大震災の際、兵庫県庁で働いていた。故長島忠美さんは中越地震で被災した新潟県の旧山古志村の村長だった。自民党は野党だったが、こうした経験のある人材がすばやく動いてくれた』

 見るべき人は見ていただいていたとの想いです。

 25日(月)の夕方、末松信介参議院議員が大任を終えた慰労会を催していただく。私の事務所スタッフにも声を掛けていただく。有難いことです。情の細やかな末松さんの嬉しい心配りです。








【日経新聞(9月24日付)】