21日(金)は日帰りで大雨被災地視察。先週末からの大雨で大きな被害を受けた秋田県へ。

 羽田から秋田へ、飛行機で。朝の便は満席。

 視察先は秋田市の北にある五城目市と県庁所在地の秋田市。全行程に佐竹敬久秋田県知事に同行していただく。

 五城目町では湯ノ又地区での浸水被害現場と馬場目地区での農地被害現場を視察。地区の自治会長、土地改良区の会長、また給水応援で来られている自衛隊員などにも話を伺う。

 秋田市内では添川地区での土砂災害現場、また市内中心部での河川添いの歩道崩落現場、TVでたびたび浸水状況が放映された秋田駅近くのアンダーパス現場など内水氾濫現場も視察。

 視察を終えて、秋田県庁で意見交換会。知事始め12人の市町村長と、地元の金田、冨樫両衆議院議員にも加わっていただく。

 多くの御意見、御要望をいただく。早期の激甚災害指定、速やかな災害査定、農業再開への支援、特別交付税の支援、職員派遣、内水対策や河川しゅんせつ工事の加速、現状復旧、以上の事業認定、観光への目配り、資材高騰対策、災害ゴミ処分への支援等々。

 いずれもしっかりと支援していくと表明。

 今日あたりから高校も夏休み。佐竹知事は県立高校の生徒などにボランティアの参加を呼びかけると私に話されました。若い力を借りることは、復旧にとってプラスだけでなく、若い人自身にとっても学び考えることが大きいと思います。

 全国ボランティア議員連盟の事務局長をされている細川かをり福井県議会議員の話では、2004年(平成16年)の福井豪雨時には県内の高校生がちょうど夏休み時ということもあり、大変活躍したとのこと。

 夕方、飛行機で東京へ。この便も満席。

 夜、宿舎のTVで芥川賞と直木賞の発表を知る。

 永井紗耶子(さやこ)さんの「木挽町のあだ討ち」が直木賞受賞。読んだばかりの本が選ばれて何か得した気分。おもしろいミステリー豊かな時代小説だよ、もう既に読んだよ、という気持。

【浸水被害現場(秋田県五城目町内川湯ノ又)】

【土砂災害現場(秋田市添川)】

【意見交換会・ぶらさがり取材(秋田県庁)】