今週、世界農業遺産に黒毛和種「但馬牛」を飼育する兵庫県美方地域が「落ち葉堆肥(たいひ)農法」を続ける埼玉県武蔵野地域とともに認定される。

 兵庫県美方地域は19世紀末に日本で初めての牛の血統登録「牛籍簿」を整備。独自の遺伝資源を保ってきた。「神戸ビーフ」の素牛(もとうし)としても知られる。併せて、飼育システム、牛ふん活用システムが環境循環に資するという高い評価となった。

 私は「世界」に認められたので嬉しいのではありません。牛を家族のように大事にし、優れた血統管理を考え、地域の環境をも大切にする昔ながらの我が美方地域の取組みが、世界の普遍的な農業モデルとして奨励される程、優れたものであると認定されたことがとても嬉しいのです。先人は正しかった。世界に立派に通用する手法だと明らかにされたことが、何より嬉しいのです。先人や多くの関係者の皆さんに感謝!感謝!

 今週は、災害時医療船舶利活用について提言申入れ(額賀福志郎議連会長など)、運輸関係の新たな指定公共機関への指定交付式、梅雨前線による大雨に係る関係省庁災害対策会議、そして安倍晋三元首相一周忌など。

 警察関係事案についても、ウクライナ国家警察から日本への検視研修、大川原化工機事案、中国研究員先端技術データ流出事件、名古屋港サイバー攻撃被害、そして週刊文春報道、安倍元総理襲撃事件より1年等、メディアに報じられたり、記者会見での質問がありました。

 5日(水)から11日(火)まで伊勢丹新宿店で切り絵画家久保修氏の「紙のジャポニスム」が開かれています。今年で20回目とのこと。

 開会日の5日(水)の夕方に伺う。但馬の出石が大好きな久保さんとの久し振りの出合い。素晴らしい日本の四季折々の風景などをテーマにした作品を鑑賞する。心が豊かになる気分。

 奇しくも6日(木)に豊岡建設業協会一行、また、自民党兵庫県議団一行、更には兵庫県の部長など幹部が大臣室に来られる。

【災害時医療船舶利活用について提言申入れ(7月5日
)】

【運輸関係の新たな指定公共機関への指定交付式(7月6日)】