統一地方選挙前半戦が終了しました。結果を一言で表すならば維新の躍進でしょう。知事選挙では奈良県で勝ち、大阪府議選と大阪市議選では過半数を制し、他の府県議選でものきなみ議席を伸ばしています。

 我が兵庫県でも定数86のうち維新は21と選挙前と比べて大幅に伸ばし、一方自民は公認24で推薦10を加えても34。無所属議員の取り込みを図っても40人も厳しいのではないかと見ています。

 なぜ維新だけが伸びたのか?自民党なり他の野党に対する期待が弱く、改革を殊更主張する維新になぜ票が集まったのか?身を切る改革一本と言っていい維新になぜ民意は流れたのか?そこに目新しさ以外のものを多くの有権者は感じたのでしょう!

 我々自民党も結果を重く、しっかりと受け止めて対策を講じる必要があります。とりわけ関西においては喫緊の課題です。

 私の選挙区では無投票当選2人、当選4人でしたが残念ながら川西市・猪名川町選挙区の磯部裕子さんは、あと一歩届きませんでした(787票差)。素晴らしい候補者だけに無念です。

 当選された門間雄司さん、橘秀太郎さん、大上和則さん、白井和弥さん、それぞれ本当に必死になって勝ち抜いていただきました。立派です。

 今週の国会は、10日(月)は参議院決算委員会があり、12日(水)は衆議院拉致問題特別委員会、13日(木)は本会議、14日(金)は衆議院災害対策特別委員会と本会議の予定。

 10日(月)の決算委員会は4人の委員から質問を受けました。G7サミットの警備、闇バイトと特殊詐欺事案、自動車盗難事案、運転免許取得年齢、チャイルドシートの設置義務年齢、震災の教訓の継承等々でした。

 火曜日(11日)の閣議は予定どおり行われ、あとは金曜日(14日)に閣議の予定。国家公安委員会は予定どおり13日(木)の見込。

【参議院決算委員会(4月10日)】


【レジリエンスアワード2023(4月10日)】