今日から10月。1日(土)は快晴。

 8月1日からの大雨に係る現場視察で山形へ。就任以来6回目の被災地現地視察。

 朝8時過ぎの山形新幹線で米沢へ(約2時間10分)。

 被害が大きかった米沢周辺の山形県南部を中心に視察。

 まず、飯豊町(いいでまち)の小白川(こしらかわ)下流の県道橋りょうの崩落現場に。コンクリート橋を押し流す大雨の威力をまざまざと感じさせられます。現在国交省の応急組立橋を借りて仮橋を建設中。

 次に近くにあるJR米坂線の橋りょう崩落現場に行く。JR東日本の市川副社長から状況をお聞きする。副社長には地元の想いをしっかりと聞いていただいて、できるだけ早く復旧の方向性を出していただくよう要請。

 飯豊町の最後は、萩生川(はぎゅうがわ)下流の状況を視察。度々侵水被害が発生した場所でしたが、国土強靱化事業として前倒しで整備したため、今回の大雨では大きな被害は免れたとのこと。事前の対策が大きな被害を防いだ好事例です。

 昼食のあと、川西町(かわにしまち)を視察。

 広いダリヤ園の中にある農業用ため池の決壊現場を見る。高い所にあるため池の決壊は下の多数の民家に大きな被害をもたらしました。ダリヤ園も相当な被害を受けましたが、ボランティアの人達の熱心な支援もあり9月21日に再開したとのことです。ダリヤ園はよく手入れされており、美しく、観光客も広い範囲から多くの方が来られていました。

 15時頃から吉村知事、原田川西町長、後藤飯豊町長と意見交換、要望書も受け取る。

 今回の豪雨による災害は激甚災害として昨日の閣議で正式に指定されました。

 財政面での不安は相当払拭されたとはいえ、本格的な復旧・復興事業はこれからです。しっかりと事業が遂行できるように、国としても全力で支援していく覚悟です。

【飯豊町(いいでまち)小白川(こしらかわ)下流 崩落現場】

【川西町ダリヤ園 農業用ため池決壊現場】



【吉村山形県知事より要望】


【後藤飯豊町長より要望】

【ぶら下がり会見】