23日(金)から三連休。この週末も台風(15号)が東海地方に近づく予報。

 秋分の日の23日(金)午前中は皇居へ。

 毎年天皇・皇后両陛下が皇居皇霊殿と神殿で行われる「秋季皇霊祭の儀・秋季神殿祭の儀」へ出席。各閣僚に招待。

 私はもちろん初めて出席。モーニングコート(ベストは黒色)、ネクタイはシルバーグレーで出席。我々同席者は最後に拝礼。厳粛な儀式でした。良い経験をさせていただきました。

 午後4時、明日の宮崎出張(台風14号被災地視察)の打合せ。台風第15号などの件もあり、最終的に24日(土)に宮崎出張を決めたのは昨日22日(木)でした。

 24日(土)朝7時、赤坂宿舎発。

 8時羽田発。1時間50分後宮崎空港着(10分遅れ)。

 北へ向かい車で1時間40分。延岡市北方町曽木(そき)に着く。河野宮崎県知事、江藤衆議院議員はこの日、最後まで同行していただく。有難いことです。

  曽木地区は内水被害で多くの家屋、商店が浸水。平成17年(2005年)の台風14号(奇しくもこの年も台風14号)被害の再来とのこと。堤防の嵩上げだけでは被害を防げなかった、何とか土地の嵩上げをという強い声。

 次に少し南に下がり、車で1時間20分、美郷町西郷田代地区に。この地域も河川による浸水被害。17年前と同様。再度防止対策を改めて考えなくてはなりません。美郷町は24時間雨量が約1,000mmと全国に報道された町です。

 次は県管理河川「耳川」沿いを上流に30分。諸塚村(もろつかそん)七ツ山へ。国道327号崩落現場。深い谷まで大きく崩れていました。どう復旧、復興していくのか、技術的にも難しいとのことで、国交省の研究所の力を借りているとのこと。少なくとも仮復旧を急がねばなりません。

 最後に南へ約2時間下がり、西都市(さいとし)の岡富(おかどみ)地区へ。農地、農業用ハウスの冠水状況を見させていただく。ハウスのピーマンは全滅。共済制度に入ってはいるものの、農家の皆さんのショックは大きいものがあります。過去、こんな災害は例がないとのこと。

 17時前から知事、県会議長、西都市長、西都市議会議長、新富町副町長、新富町議会議長に加え江藤衆議院議員、松下参議院議員と意見交換、そして要望書も受け取る。

 いずれにしても台風14号の最大の被災地宮崎復旧、復興のために頑張っていかねばなりません。しっかりと汗をかきます。

 宮崎では天気に恵まれました。

 飛行機往復3時間半。車の移動に6時間かかりました。

【家屋被害等(延岡市)】






【農地冠水被害(西都市)】



【河野宮崎県知事より要望(西都市役所)】