岸田総理が新型コロナに感染されたとのことで、総理レク、閣議などはリモートで。23日(火)の朝は防災の関係で、また、24日(水)の夕方は警察の関係で総理レク。画面を通じての説明ではありますが、総理の言葉も明瞭で対面でのレクに比べても遜色がありません。26日(金)の久し振りの閣議もリモートで。



 今週も警察、防災の事務説明の他、内閣官房、経済産業省、復興庁、消防庁からの報告、レクチャー、また、大雨災害からの復旧復興への要望が幾つか(全国知事会、日本共産党、福島県、山形県)。

 一方、党本部の災対委員会にも就任以来初めて顔を出した他、久し振りの昼の「谷公一政経セミナー」(講師は廣瀬陽子慶応大学教授、テーマは、”ウクライナ情勢“)も開く。



 今週の最大のニュースは、安倍元総理の襲撃事件の「検証と見直し」を警察庁が発表したこと、そして中村警察庁長官が辞意を表明したことです。

 「検証と見直し」は国家公安委員会の意見を聞きながら、まとめ上げたものです。

 事件直後から11回に渡って国家公安委員会を聞き(私が就任してからは5回)熱心に、幅広い視点から議論し、時に警察への厳しい指摘、また委員同士の激しい対立もありました。そして今回の立派な報告へとまとまりました。まさに行政委員会の独立性、良さが生かされていると感じました。

 中村警察庁長官、鬼塚奈良県本部長などの辞職については、そのタイミングを含め様々な意見があると思います。

 私は警察、警備への信頼回復のために検証結果や見直し策をまとめ、新たな「警護要則」を定めた節目での辞職表明でよかったと思っています。

 TVで報じられた鬼塚本部長の記者会見の言葉に心を動かされました。「安倍元総理が亡くなられたとの知らせを受け、計り知れない衝撃と責任の重さに押しつぶされそうになる毎日だった」「事態の重大さから、職を辞して責任をとるべきだと判断した」「警備活動は民主主義社会の根幹を支える極めて重要なもの。二度とこのようなことが起こらないようにしなければならない」

【黒岩全国知事会危機管理・防災特別委員長からの要望】


【自民党災害対策特別委員会】


【関係省庁災害対策会議】


【日本共産党国会議員団からの大雨災害に関する要望】