8月9日(火)、昼頃神戸から東京へ。

 内閣改造の情報がいろいろと新聞記者などから入る。

 夕方、派閥などから入閣は確定との情報。加えて、マスコミからはポストは復興大臣との報。

 18時、19時、そして20時を過ぎても官邸からは何の連絡もなし。民放に加えてNHKも20時頃に「復興大臣は谷公一氏」とのテロップが流れる。

 20時15分、岸田総理よりTEL。

 「国家公安委員長、防災担当をお願いしたい」とのこと。「ありがとうございます。しっかり頑張ります」との返事。

 TVで復興大臣と流れているのは間違いですねと、総理に確認。

 総理は「間違いです」と明確に否定。その上で「旧統一協会との関係は点検して正してほしい」との注文。私は「支援を受けたことも、祝電やイベントに出席したことなどもないが、しっかりと対処していきたい」と総理に返事。

 派閥など関係先に総理からの連絡内容を伝える。

 夜になってから絶えまなく、対応しきれないほどの、たくさんの電話やメールをいただく。


 
 この度の国務大臣就任は長く、熱く支えていただいた皆様のおかげです。本当にありがとうございます。

 10日(水)は暑く、忙しく、慌しい一日でした。

 朝から議員会館には警察庁幹部・内閣府・内閣官房幹部の挨拶、秘書官の承認(警察と防災の2人)、マスコミの取材、TV局の撮影、電話の応対、大島前衆議院議長ら来館者への対応等等。

 午後官邸からの呼び込み。総理より正式に大臣を命ぜられる。具体的な職務の指示書をいただく。

 終了後、会館へ。モーニングコートに着替え。

 15時に官邸参集。それから宮中参集。皇居で国務大臣認証式。

 終了後、官邸で総理記者会見視聴。初閣議。記念撮影。

 全体としての行事はこれで終了。

 議員会館で着替え、警察庁へ。初記者会見。終了後、警察庁、内閣防災より早急に理解しておくべき最低限の項目のレクチャー。

 22時半終了。


 国家の治安維持の重責、防災から国民の命と暮らしを守る重要な任務を思うと身の引き締まる思いです。緊張感を持って職務に当たります。

 長い一日。嬉しい一日でしたが、モーニングと背広の一日はとても暑い一日でした。

【取材】


【官邸にて】


【大臣レク】


【就任会見】