17日(日)の夕方に福島の郡山に入る。早速、鈴木副知事と意見交換。多くの懸案事項について率直にお互い意見を交わす。

 18日(月)から19日(火)は朝から夕方まで休みなく動きました。今回の目的は帰還困難区域を抱える町長、村長さんと直に面談し、幅広く意見交換すること。そして復興再生拠点区域、区域外地域、また産業復興や復興事業のその後の状況を視察すること。加えて近々帰りたいという意志をお持ちの住民の方との意見交換などです。

 初日は葛尾村(篠木村長)、飯舘村(杉岡村長)、双葉町(伊澤町長)、2日目は冨岡町(山本町長)、大熊町(吉田町長)、浪江町(吉田町長)、のそれぞれの役場で意見交換し、最後に福島県庁で内堀知事と面談。

 復興は多くの難しい課題を抱えながらも、間違いなく、前に進んでいます。しかし、これからが正念場です。今後の取組みによって、まちの再生ができるかどうかが、かかっています。それは、行政の力だけでなく、多くの人々の、多くの企業・団体・自治体などの支援が不可欠です。

 1年振りの福島の姿を見るに、着実に前進しているという安堵と同時に、残された課題を考えると壁の大きさに圧倒されるというのが正直な感想です。

 いずれの町長、村長さんも、頑張っています。まちの在亡を賭けた必死のプロジェクトであり、取組みなのですから。皆さんへの引き続きの支援が私の使命です。

 役場での意見交換の他、数多くの場所、箇所を精力的に回る。各自治体の復興再生拠点エリア、移住・定住支援センター、エビの陸上養殖施設、除去土譲を活用した環境再生事業(田・畑)、復興再生拠点エリア外の集落、アーカイブミュージアム(震災継承施設)、準備宿泊者宅、いちご栽培施設、震災遺構(請戸小学校)、カントリーエレベーター、集成材製造センター、旧共同墓地等々。

 ALPS処理水、復興拠点と拠点外・国際教育研究機構、賠償そして中間貯蔵など、残された課題は多く、ハードルは高く、重いものですが、一つひとつこなしていくのみです。

【株式会社HANERU葛尾】


【長泥地区 環境再生事業視察】


【双葉町石熊地区】


【とみおかアーカイブミュージアム】


【ネクサスファームおおくま】


【震災遺構 請戸小学校】






【浪江町棚塩ラック式カントリーエレベーター】


【高度集成材製造センター】


【内堀知事との意見交換】