7日(木)の「食料安全保障に関する委員会」は有識者ヒアリング。中でも安藤光義東大教授のお話は刺激的でした。

 「食料の安定供給の確保」「農業の持続的な発展」「多面的機能の十分な発揮」「農村の振興」という理念の間は矛盾すると分析する。つまり、中山間地域の振興の方向は「園芸や畜産などの集約的経営」「産業振興による雇用機会の創出」が必要とされるが、そのことは「稲作からの脱却」「農業からの脱却」に向かっていくと見ている。

 安藤教授は述べる「農村政策に問われているのは農地保全から農村社会への推進ではないか?」(私の受け止め方は農村地帯を含む地方の方向性は、狭い農業振興ではなく、幅広い地域政策ではないか?)。そうした問いへの答は難しく、悩ましいところです。でも対応を求めていかねばなりません。

 8日(金)は但馬文教府の高齢者大学入学式に。「みてやま学園」と大学院の入学式・開講式です。

 学びたいという意欲を持っている方々は素晴しいと思います。皆さん元気です。ウクライナ戦争、高止まりしているコロナ感染者、高騰する燃料費、そして、じわじわと上がる物価など、厳しい状況ですが、新たな「学び」「出会い」でのご活躍を願っていると挨拶する。

 終了後、門間県会議員と豊岡にある開校2年目の芸術文化観光専門職大学を訪問。平田学長は出張中でしたが、日下部事務局長、一二三(ひふみ)部長などのお話をお聞きする。地域に愛され、誇りとされるような大学にしたいものです。

 週末は、朝来市と養父市の商工会青年部総会、桜の名所への立ち寄り、川西市多田神社の春季例大祭、清和源氏まつり、川西市弓道場、そして夜は神戸のホテル泊。

 商工会青年部の会合で、私は尋ねてみました。3回目接種を受けたかどうかを。結果は両市とも1割強(せいぜい2割弱)しか受けていない現状でした。可能な限り受けていただくよう強く依頼。

 桜名所には、日高町(豊岡市)国府の円山川沿いの公園、丹波市氷上町の加古川沿いの堤防、丹波市市島町の大杉ダム公園などに立ち寄りました。場所、場所で女性の支援者、元消防団長などに偶然お会いしました。

 多田神社例大祭は晴れて、良い天気。本殿で例大祭のあと、清和源氏まつり、そして弓道場に。弓道場では、まつり協賛事業として奉納射会を開催したとのこと。

 弓道場で関係者の皆さんに弓道のイロハ、構えにも東大流と京大流があること、高校生への普及活動の苦労などを教えていただきました。

【加古川沿いの堤防】


【川西市多田神社の春季例大祭】






【川西市 清和源氏まつり 弓道奉納射会】






【「みてやま学園」と大学院の入学式・開講式】


【芸術文化観光専門職大学】


【朝来市と養父市の商工会青年部総会】



【日高町(豊岡市)国府の円山川沿いの公園】


【丹波市市島町の大杉ダム公園】