26日(土)朝、新幹線で神戸へ。

 14時からの「自民党県連大会に代わる総務会」に出席。総務会の前に、県森林組合連合会、そして彫刻家・新宮晋氏と面談。

 総務会は7月の参議員選挙の決起大会の感じ。3年前は自民党はかつかつの3位。油断はできず、安心できません。何としてもトップ当選させるのみです。

 27日(日)は弔問、支援者回り、高齢者叙勲のお祝いなど。

 28日(月)朝、但馬地区の塚本秘書、元気に復帰。少しの間、体調を崩されていましたが、元気印で事務所に来られました。安心しました。

 夕方、東京へ。

 1日(火)衆議院本会議で、ロシアによるウクライナ侵略非難決議を採決。

 残念ながら全会一致とならず、れいわ新選組の3人の議員のみ反対。

 「形式だけの決議は必要ない、意味がない」との主張のようですが、信じ難い程の“独善主義”で“独りよがり”で人々の気持ちを侮(あなど)る許し難い対応です。

 独善は時に狂気を招くことは歴史が教えるところです。

 最近読んだ本で興味深く、引き寄せられるように一気に読了した本は「サラ金の歴史」(小島庸平、中公新書)です。

 「消費者金融と日本社会」のサブタイトルにあるように日本経済史の一面を鋭く分折した好著です。「2022新書大賞1位」「第43回サントリー学芸賞<社会・風俗部門>受賞」したのもむべなるかなと思います。

 もう一冊、本棚に眠っていた本も先日読了しました。

 野呂田芳成(のろたほうせい)元農林水産大臣、元防衛庁長官の「思い切なれば 必ず遂ぐるなり」(PHP研究所、2008年)という300ページ近い本です。

 予算委員会での予算採決を終えて、読書家で中国の古典にも造詣が深く、人徳のある野呂田芳成氏の著書をなぜか読みたくなりました。本に「野呂田芳成 お別れの会」の冊子が挟んでありましたから、お別れの会(2019年7月)にいただいたのかも知れません。

 碩学の政治家は少なくなりました。この10年で特にその想いを強くしています。つくづくそう感じます。