9月3日(金)の午前中は子牛の品評会に。久し振りの顔出しです。子牛品評会は但馬の幾つかで行われていますが、この日は香美町の前期の品評会。昨年の12月始めから2月末までの生まれが前期です。

 町内から50頭ほど出品。私の役は一等二席の牛への首玉装着役(全体を一等から三等まで分け、一等の中のNo2が二席)。一席の装着役は主催者である香美町の浜上町長です。

 褒章授与式の最中に、菅首相の総裁選不出馬のニュースが入る。

 驚きました。ビックリしました。そして少しして「やっぱり」「案の定」と思いました。

 この春からの国政三連敗、都議選の事実上の敗北、地元横浜市長選での大敗、それも現職閣僚が辞めて出馬しての大差での負け。衆議院の中で選挙への不安、焦りが高まっていました。

 そうした中でのこの一週間の総理の言動です。総裁選前での党役員人事という「奇手」、総裁選前での解散もあり得るとの情報などは、「議員の首より我が身の地位が大事か」と多くの議員に見られたと思います。

 再選を目指して打った手によって逆に追い詰められた感じです。「策を弄(ろう)して策に溺れた」ように思います。

 一方、菅首相は2050年カーボンニュートラル、デジタル庁創設、ワクチン接種一日百万回、携帯電話値下げ、そして東京オリンピック、パラリンピックも無事に終えるなど大きな功積、実績もありました。そのことも正当にきちんと評価しなければならないとも思います。

 それに菅総理以外の方がトップだったとしても、コロナ感染の今以上の収束はなかなか難しかったのではないかと思います。

 とにかく自民党総裁は1年で交代することになりました。残念な気持もしないわけではありませんが、一年前、時間をかけて総裁を選出しなかった我々にもその責任があると思います。

 菅総理の辞任を一番残念がっているのは枝野立憲民主党代表であり、松井日本維新の会代表ではないかと推測しています。

 この日(3日)の夕方から神戸で、自民党県連の新・旧執行部会議。

 4日(土)は門間県会議員と豊岡市内挨拶回り。

 5日(日)は小西県会議員が支部長を務めている党丹波篠山支部と谷後援会との合同役員会。一致団結して総選挙に臨むことを確認。

 6日(月)は美方郡を回ってから東京に行く予定。

 総選挙の投票日は早くて10月31日。今のところ11月7日が最有力ですが、「政治の一寸先は闇」。アンテナを張り気を引き締めて頑張るのみです。

【子牛品評会】