3月11日の前日の夜、NHK総合TVで「NHKスペシャル東日本大震災から10年」という特別番組が放送され、10日(水)のテーマは「徹底検証”除染マネー“」というタイトルでした。

 先月、NHKからの依頼で、国会近くのホテルで1時間近いインタビューを受けましたが、TVで放映されたのは僅か1分にも満たない時間でした。

 インタビューの時は「帰還困難区域の今後の扱い」「帰還困難区域の解除手法」がメインテーマであるとの説明でしたが、ふたを開ければ「除染マネー」で莫大な儲けを得た企業不正特集のようでした。

 11日(水)は政府主催の「東日本大震災10周年追悼式」に出席。

 今年は全国会議員が出席できるわけでなく、限られた人数が各党派に割り当てられました。その中に自民党加速化本部事務局長を務めている私も入れてもらうように依頼していました。

 追悼式の会場は今年も国立劇場。式は14時40分からでしたが、13時10分頃には到着し、ひたすら待ちました。

 天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ、式は厳粛に執り行われました。

 御遣族代表の「今だ行方不明の方が一日でも早く、家族のもとに帰れることを望む」という言葉が印象に残っています。御遺族にとっては「いまだ10年」「まだ10年」なのです。

 国会の委員会も法案審議入りしました。10日(水)は大臣所信に対する質疑5時間。12日(金)はJR二島貨物への支援法改正質疑、採決3時間。

 過疎新法は今週火曜日(9日)に総務委員会で可決していましたが、今日(12日)の本会議でも全会一致で可決。あとは参議院です。

 竹下亘元総務会長が本会議可決後、「谷さん本当にありがとう」と私に席まで来られて、お礼を言われました。恐縮しました。多くの方に助けられ、ここまで来ました。