今年度第2次補正予算が12日(金)に成立しました。事業規模117兆円、財政支出73兆円(うち国の一般会計32兆円)の空前絶後の補正予算です。確実な収束、確かな経済復興のために、透明性とスピード感を持って、事業執行に取り組んでほしいものです。

 毎年の通常国会終盤に、地元神戸新聞より「国会活動アンケート」がきます。今年も先週幾つかの項目について記述式アンケートがきました。

 その中で、検察庁法改正案の評価、今後の対応について問う項目がありました。

 私の回答(80字の制限)は、『黒川氏の定年延長の後付的な改正案を提出したことが大きな疑念を生じさせた。検察は行政ではあるが、政治との距離は保つという政府への信頼を得ることが何より先決。』

 病棟(時にフロアーごとにある談話室)での読書は私が妻にお願いして持ち込んだり、院内のコンビニで購入した本に加えて、差し入れられた本なども少くありません。

 復興副大臣の時の秘書官などが中心となって霞ヶ関の関係者12人程の皆様が一人一冊ずつ選び、送っていただきました。

 哲学、思想書や防災、港湾など仕事関連の硬い本、時代小説、推理小説、食べ物や気持が元気になるエッセイ、山登り、日本酒、温泉などの趣味の本など比較的軟らかい本と多様なジャンルの書物でした。役に立ち、有難いことです。

 また、地元の支援者などからも推理小説、歌舞伎関連、戦前の政治家後藤新平の本などを差し入れていただています。

 小説、ノンフィクションのうち、大災害、パンデミック(感染症の世界的大流行)関連の本も少し読んでいます。
        •赤松利市「アウターライズ」(中央公論新社)
        •スティーヴン・ジョンソン「感染地図」(河出文庫)
        •高嶋哲夫「首都感染」(講談社文庫)
     そして•カミュ「ペスト」(新潮文庫)などです。

 「ペスト」は若い頃に読んだ記憶がありますが、改めて読んでみても、難解で、取りつきにくく、まだまだとても読みこなしたとは言えません。