6月も第2週となりました。

 毎日6時前後に起床し、一番早い仕事は6時25分からのTV体操(NHKEテレ)です。車椅子で体を動かしています。

 毎日体温、血圧の測定、週に何回かは採血、レントゲン撮影などをします。

 一番大事なリハビリは毎日、休みなく、午後にリハビリ室で行っています。今週始めから左足を使った(体重加重は25kgまで)リハビリが始まりました。着実に骨がつき始めています。私自身も超音波の機器で左足の治療を行っています。

 そして、毎日、仕事上の書類、スクラップ、メール、手紙などを読んだり、電話をしたり、また、読書、そして国会中継などのTVを見たりと病室内で出来る仕事に励んでおります。

 多くの病院と同様、入院している豊岡病院でも院内感染防止のため、私達入院患者へのお見舞いは原則禁止となっています。ただし一家族一人に限り、週一回、決められた曜日に着替えなどの交換のため短時間許されています。入院階へのエレベーターの前には、一人ひとりチェックする方が張り付いています。

 私も救急車で搬送されて以来、病院で病院関係者以外と会ったのは唯一、妻だけです。毎週木曜日の午後、妻が事務所からの資料(新聞スクラップ、行政関係資料、お見舞いなどの手紙など)、下着・パジャマ・タオル類などを持って来ています。毎回、なかなか重く、ボリュームもあります。感謝しなければなりません。

 先週5日(金)に拉致被害者家族会代表をされていた横田滋氏が御逝去されました。娘のめぐみさんと会えなかった無念さと政治の力で救出できなかったことを想うと心が痛みます。

 私が国政を直に意識した契機は、阪神淡路大震災と北朝鮮の拉致行為に対する政治と行政の無策とも言える対応でした。

 長い間、本当に御苦労さまでした。無念の想いを私達は忘れずに今後とも粘り強く戦っていかねばなりません。御冥福を心よりお祈り致します。