復興加速化本部第8次提言案を額賀本部長とともに、26日(金)午後、加藤総務会長に説明。了解を得る。

 この日夕方から、米のニューヨーク・カーネギーホールでの公演が決定した三味線グループ「Three Line Beat(スリーラインビート)」のチャリティショーに。東京での支援者から声が掛かる。ビックリするような撥捌(ばちさば)きで見事な三味線ミュージックでした。

 27日(土)朝、6時半の新幹線で神戸へ。神戸市制130周年記念式典へ。明治22年(1889年)市制施行以来、今年で130年。

 1927年の鈴木商店の破産に1938年の阪神大水害(死者616名、被災家屋9万戸)、1945年の神戸大空襲(犠牲者は数千人といわれている)、そして1995年の阪神淡路大震災(犠牲者6、434人)と幾たびの苦難を乗り越えてきた、私の第2の故郷・神戸市です。

 昼前に飛行機で神戸から羽田へ。そして新幹線で福島へ。

 福島の亀岡よしたみ衆議院議員、そして南相馬市長からの招待で、初めて「相馬野馬追(のまおい)」を見学に。

 この日は夕方に福島市に着き穴原温泉で泊まる。亀岡事務所や支援者の皆さんと食事。

 28日(日)、心配していた雨もなく、徐々に晴れてゆき、逆に蒸し暑い一日。

 朝7時に宿を出発。中通りから浜通りの南相馬市へ。

 南相馬市役所前で、甲冑(かっちゅう)を身に着け騎馬武者に見立てた門馬(もんま)南相馬市長が集まっている我々に馬上で「口上(こうじょう)」を述べる。なかなか堂に入ったものです。

 10時頃、400余騎の騎馬武者、神社関係者のお行列も「軍者(ぐんじゃ)」「郷大将(ごうだいじょう)」「軍師(ぐんし)」などたくさんの役職があり、主な役職が通るときには沿道のあちこちで市職員などが解説(10箇所位)。3km近い道のりを行列するとのこと。

 「総大将」は相馬家第33当主の長男の相馬行胤(みちたね)氏。また、福島県議会議長の吉田栄光氏は標葉郷(しねはごう)の郷大将。

 昼前雲雀(ひばり)ヶ原祭場地に車で移動。

 広い祭場地で祭りのメインである若武者たちによる「甲冑競馬」、そして空高く打上げられた花火から地上へ舞い落ちて来る御神旗を奪い合う「神旗(しんき)争奪戦」が華華(はなばな)しく行われる。

 暑い中でした。「野馬追」とは野馬を敵兵に見立て追い、武術・兵浜の鍛錬を行ったことが始まりとのこと。

 圧巻でした。こうした祭りを「3・11」の大災害も休むことなく続け、1000年余りも継続していることは驚きです。驚異的でもあります。

国の重要無形民俗文化財を守り続けている福島の関係の皆さんに、心からのエールを送ります。

 素晴しい勇壮華麗な戦国絵巻を見る機会を与えていただいた亀岡代議士、事務所スタッフの皆さん、そして南相場市役所の皆さんに感謝!感謝!