3日(月)は治水議連の「七月豪雨」現地視察。山本有二会長ほか5名が参加。当初参加予定は10名余りでしたが、最終的には6名。

 羽田から広島空港には山本有二会長、青木一彦幹事、藤丸敏事務局長、石破茂衆院議員、神山佐市衆院議員。私は岡山駅から広島駅まで新幹線、広島駅から空港まではバスで。空港で皆さんと合流。

 空港控室で防災服に着替え、バス乗車。まず最初に沼田川(ぬたがわ)被災箇所(広島県三原市)へ。大きな工場が近くに立地している国道2号線脇の河川堤防が決壊。浸水面積約700ha、浸水戸数約3,800戸。

 次に岡山県へ。

 TVでよく放映された倉敷市真備町に入る。

 小田川の堤防決壊箇所を数箇所視察。真備町の浸水エリアもバスで回る。浸水深は最大5m、浸水面積1,200ha、浸水戸数約4,600棟とのこと。広い範囲で無人の家屋を見る。気持が重くなる。

 小田川と高梁川(たかはしがわ)の合流点付替え事業の予定箇所にも行く。400~500億を要する大プロジェクトとのこと。

 最後に岡山市の砂川被災箇所に。ここも浸水面積約750ha、浸水被害約1,600戸という大きな被害。

 東京へは、19時半の岡山空港発の飛行機で。

 被災地の現場を見て、改めて被害が広範囲で、自然の猛感の凄まじさを感じ、被災者の悲痛さに思いを致しました。

 岡山空港で今回の視察についてマスコミからインタビュー。ただ山本有二会長ではなく、石破先生に。当然総裁選絡みの話が中心でした。

 4日(火)から3日間東京。4日(火)の午後、地元行事に出席予定でしたが、台風21号襲来のため帰れず。

 党本部で鳥獣被害対策特別委員会、棚田支援に関するPT、台風21号、北海道地震災害対策本部会議など。

 会館では、内閣府、復興庁、総務省、国土交通省、農林水産省、経済産業省、厚生労働省などと精力的にレクチャー。

 また6日(木)の朝は、全国町村会との朝食懇談会などもありました。

 台風21号の被害は末だ全容は判明していませんが、農林水産業、観光、関西経済への影響が気懸りです。

 加えて北海道南部を震源とする地震による被害も心配です。

治水議員連盟「平成30年7月豪雨被災地視察」岡山・広島