15日(水)は大統領就任式。心配していた天気も回復し、晴。

 7時過ぎホテルを出発。この日の主な行事は5つ。

 8時半から大統領就任式。会場は大統領官邸の屋外特設会場。各国元首、政府代表、その他の特使、パラグアイ上下院議員、政府要人、一般市民など、数千人が参加。厳粛な中にも盛大に行われる。

 10時半から新政権発足記念ミサ。場所は大聖堂。主権はアスンシオン教区大司教とのこと。最後の聖歌「ハレルヤ」のみ理解できました。

 11時半からアブド・ベニテス新大統領への各日代表挨拶。大統領は、来年両国が外交関係100周年を迎える機会に訪日したい意向も表明。

 13時からカスティグリオーニ新外務大臣夫妻主催レセプション。多くの参加者で盛況。混み合っていました。

 15時半から軍隊・警察によるパレード(マリスカル・ロペス大通り)。特設会場で見る。

 この日、多くの方と挨拶、意見交換。イスラエル、パレスチナ、韓国、英国、そして3年前、今回と同様大統領就任式に政府特使として派遣されたウルグアイのバスケス大統領など。また、事前に調べていたのか「タニさん、タニさん」と呼ばれ名刺交換した台湾の外務大臣(パラグアイは、南米で唯一台湾承認国。したがって蔡台湾総統も自ら出席)。

 夜はトヨトシ前駐日大使主催レセプション。会場は広大なトヨトシ前大使私邸。在パラグアイ日本商工会議所やパラグアイの経済人の方々と。

 パラグアイ最終日となった16日(木)の午前中は「ニホンガッコウ」視察。日本に留学し、日本の教育の良さを生かした学校を元下院議員のオルテガ氏が設立。

 14日(火)に訪問した「日本パラグアイ学院」「アスンシオン日本人会日本語学校」同様、日本以上に日本人の良さを生かした教育に取り組まれています。

 昼過ぎ、パラグアイでの公務を終え、アスンシオンを出発し、サンパウロ経由でパリへ。

 翌17日(金)昼にパリ着。

 木寺駐日仏大使主催の昼食会。ミシュラン一つ星のフランスレストランで。

 そのあとパリ市内を1時間ほど車で視察。

 夕方パリを発ち、翌18日昼、無事に日本へ。羽田空港に12時半着く。

大統領就任式 アブド・ベニテス大統領への挨拶


ベラスケス副大統領への挨拶