26日(土)5時起床。6時赤坂宿舎発。7時の飛行機で伊丹へ。9時半開会の「丹波市自治会長会」で挨拶。

 再び伊丹空港へ向かう。途中、西紀SAで、訪中の土産(丹波篠山産の瓶詰の黒豆)を買う。昼頃、羽田空港へ。

 羽田から成田へ。時間調整で、下町の深川(江束区)に立ち寄る。初めて「成田山深川不動尊」、「富岡八幡宮」に立ち寄り、参拝。

 成田空港で原田憲治議員と待ち合わせ。今回の訪中団の訪問先は遼寧(りょうねい)省大連市と四川(しせん)省成都市。私と原田議員は四川省グループ。両方に行かれる国会議員は二階幹事長、林幹事長代理、そして公明党の浮島智子衆院議員。

 17時半、成田出発。機内で「ペンタゴンペーパー・最高機密」の映画を観賞。22時頃四川省の省都成都に着く。ホテルに直行。

 四川省は内陸にあり、面積約50万km²(日本の1.3倍)、人口は約9,000万人。有名な「三国史」の舞台となったことで知られ、「天府の国」と称される穀倉地帯でもあり、パンダの生息地、麻婆豆腐などの「四川料理」なども有名。

 省都である成都市は人口約900万人、中国西南地域の交通の要所。標高約500m、日本企業もトヨタ、イトーヨーカ堂(6店舗)など幅広い分野で進出。

 27日(日)午前中、三国時代の諸葛孔明と主君劉備などを祀(まつ)る「武候祠博物館」を訪れる。中国全土から多くの観光客が来られていました。我が国では未だ文字がなかった頃、今日まで伝えられる三国史の時代の中国文化、文明の高さに驚く。

 博物館近くのお店で、「筆」と「数珠」を買う。

 午後、大連から着いた二階幹事長、林幹事長代理らと合流。10年前の「四川大震災」(死者行方不明者9万人近い)の被災地の一つ汶川(ぶんせん)に向かう。

 汶川の漩口(せんこう)中学校は、校舎が倒壊し、生徒・教員合わせて55名が犠牲となりました。校舎は「震災遺構」として、そのまま保存されています。今年2月には、習近平総書記も視察されたとのこと。

 現地では、朱鶴新四川省副省長などと慰霊碑の前で、犠牲者を追悼し、黙祷、献花を行う。

 10年前の大地震の翌月、当時の二階総務会長などと救援物資を携えて訪れたことを思い出させます。10年振りの四川省です。

 夕方、二階幹事長主催の夕食会。同行している経済界、翌日の防災シンポジウム参加者などが参加。

(丹波市自治会長会総会)


汶川・漩口(せんこう)中学校