今週は25日(火)に衆院の復興委員会理事懇談会、26日(水)に参院の倫選特で任期短縮特例法案の審議(私は提出者として答弁予定)、27日(木)に衆院の復興委員会と総務委員会、28日(金)に参院本会議で任期短縮特例法案が可決という予定でした。その手筈で与野党が事実上合意していました。

 25日(火)夕方、志帥会パーティーでの今村復興大臣の心ない発言で26日(水)の国会審議はすべてストップしました。今後の国会審議の予定も見通せなくなっています。度重なる今村大臣の思慮のない、立場をわきまえない無分別な発言です。

 「自己責任発言」で総理は被災地でお詫びを言われました。「まだ東北でよかった発言」のあと、総理は4000~5000人の前で、またもや陳謝しました。さすがに総理も堪忍袋の緒(お)が切れたのでしょう。

 政治家は、特に責任のあるポストにある政治家は、その立場を考え、発言に十分注意しなければなりません。仮に何かあった場合、自らの身の処し方、出処進退を誤ってはなりません。今回の進退を巡る一連の動きを見て、私は「他山の石」としたいと思いました。

 26日(水)はすべての委員会は中止。

 夕方、国対からの指示で、急遽、復興委員会理事会を開くことに。院内の国対委員長室での協議から40分後。

 明日(27日)朝、吉野復興大臣の所信などを行うことが決まりました。