24日(月)早朝、車で神戸へ。今日の午前中は刑務所などの視察。自民党の「更生保護を考える議員の会」(私は副幹事長)の活動の一環。

 視察先は更生保護施設(住居のない刑務所出所者を一時的に住居を提供する施設)である神戸市内の湊川寮を視察。定員8人の小さな民間法人が経営する施設。国の支援が十分でないため、職員は退職OB職員が中心。就労に協力している「協力雇用主」の代表の方も来られる。出所者の社会適応の資質が劣化しているのではとの見解。今の社会の世相、有様を反映しているのでしょうか。

 次に加古川刑務所。22ha(甲子園球場の5倍強)の敷地。基本的に初犯の男子(一般区)、女子受刑者(女区)、交通事犯受刑者(交通区)の3区があり、収容定数約1300名。

 受刑者の高齢化(60歳以上約17%、20年前の倍)が進み、認知症の方もおられ、最高齢は89歳。

 国も施設のバリヤアフリー化などに取り組むも、矯正改善の効果を上げることに苦労している様子。出所後の就労支援策の難しさを痛感。

 午後、丹波市の竹地正明さん宅へ弔問。春日町後援会の幹事長として大変お世話になっていました。60代の若さでした。膵臓癌(すいぞうがん)でした。残念です。息子さんも目頭を熱くされていました。心からの御冥福をお祈りします。

 夜、東京へ。

 25日(火)、26日(水)と一日東京。

 来年度予算の概算要求、税制改正要望の会合が党本部で相次いで開かれる。

 総務部会、地方創生実行統合本部、農林部会、水産部会、厚生労働部会、文化伝統調査会などに加えて、私が司会の消防議員連盟、また、農村基盤整備議員連盟など。

 復興庁でも幹部会議で予算、税制の要求額の最終確認。


 また国会議員としても「再生可能エネルギーの更なる活用による地方創生戦略」について、官邸に出向き、菅官房長官に申入れも行う。

 25日(火)の夕方から「ウルグアイ・ナショナル・デー」(ウルグアイの独立宣言の日)の会場に行く。大使館からの招待。1時間タンゴを楽しむ。早いテンポの中にも哀愁を帯びた「小松真知子&タンゴクリスタル」の音楽、プロの妖艶な「エンリケ&カロリーナ」のダンス。私にとって、今年の「芸術の秋」の始まりです。

 先週から磯秘書は政策担当秘書研修。週5日毎日午後べったり、3週間のハードな研修。終了試験もあります。

再生可能エネルギー菅官房長官申入れ