私の間違いを訂正しなければなりません。今月5日付けの私のブログ「砂防の父」で、国の役人出身でその後文化勲章をいただいた方は赤木正雄先生以外に「そうした例はないのでは?」と書きましたが、そうした例は幾つかありました。
 
 例えば戦前、船舶局長を務められた造船工学者の山懸昌夫氏は1967年に文化勲章を受章し、内務技監をされた土木工学者の鈴木雅次氏は1968年に受章されています。
 
 誤りを指摘したのは梶原宮城復興局長。さすが、土木の技術屋です。生半可な知識はすぐボロが出ます。
 
 15日(日)の朝、東京を出て選挙区へ。翌日の夕方の新幹線で東京へ。

 この週末は、台風18号に振り回されました。15日(日)は少し列車が遅れた程度でしたが、16日(月)は運動会、敬老会などの行事が台風で軒並み中止。京都、滋賀、福井は運用開始から初めての「大雨特別警報」が出ました。

 兵庫県では大きな被害はなかったようですが、鉄道、道路などの交通網には大きな影響。
 
 私は篠山市河原町での「まちなみアート」に顔を出したあと、新神戸駅まで車で送ってもらう。
 
 20時3分到着予定が、21時前に東京到着。

 この2日間の列車での移動中はノンフィクションの読書が続きました。門田隆将「尾根のかなたに-父と息子の日航墜落事故」(小学館文庫)、中村計「歓声から遠く離れて」(新潮文庫)、玄侑宗久「福島に生きる」(双葉新書)。いずれも「生きる」ことの意味を考えされられる重い好著です。