朝三田のホテルを出発。猪名川の「道の駅いながわ」に９時前着。９時のオープン前から、猪名川産の新鮮な野菜を求める方々が数十人の列。町役場ＯＢの平尾支配人に最近の状況を伺う。
９時半から「第１０回猪名川町長杯空手道選手権大会」。４歳から高校生まで２００人程の参加です。子ども達の凛凛しい姿に私自身元気になりました。
挨拶は簡潔にしました。礼儀正しく、伸び伸びと、集中して練習の成果を出して下さいとのことのみ。
会場を出たあと、神戸へ。途中、消防団幹部、専業農家、米穀店などに立ち寄る。
１３時より県歯科医師会館ホールで「元兵庫県歯科医師会長中塚裕先生合同葬」へ。
中塚先生は私が兵庫県庁在職時からいろいろとお世話になっていた先生です。
献花の帰り、突然声を掛けられました。歯科医の懐かしい太田謙司さんでした。ビックリしました。葬儀の席が私の後部席だったとのことです。
直にお会いするのは何十年振りでしょうか。私が小学生高学年（５年だったか６年だったか今では定かではありません）の時、読売新聞が募集していた４泊５日（５泊６日だったかも知れません）の海洋学校に応募し、夏休み、京都の舞鶴の海上自衛隊基地でともに訓練（といっても小学生ですから）に励んだ仲間でした。
私は兵庫の北部で太田さんは大阪。小、中、高、大学と年賀状などの交流でだけでしたが、田舎育ちの私にとって、都会の人達と一緒に過ごした数日間は強い印象となって今でも残っています。なぜ、その当時の仲間のうち太田さんとだけ細々と交流が続いたのか、私にもよくわかりません。
太田さんが大阪府歯科医師会の役員を長くやっていることは知っていましたが、大阪の歯科医師会長になられていることは今日初めて知りました。
太田さんは貫録も出、小学生時代の面影も感じます。これといった交わりもなく、それぞれが歩んだ数十年でしたが、この間のことが走馬灯のように浮かびました。ほぼ半世紀にもなる太田謙司さんとの邂逅でした。
合同葬のあと、神戸元町へ。私の好きな海文堂書店へ。
夕方、家族８人で食事会。久々にそろっての食事会に心が和みました。
「道の駅いながわ」
三田市専業農家
