ミャンマー最後の仕事はヤンゴン日本人学校訪問です。幼稚部、小学部、中学部合わせて約60名の小さな学校です。在留邦人約500人の日本人会が学校を運営しているので、校舎建替費用の捻出などが大変です。また、保護者も入学金・寄付金(1,500USドル)、授業料・教材費・バス運営費など月に約300USドルの負担があります。外国の地で汗を流しながら働いている日本人には「子ども手当て」「高校無償化」は全く適用がありません。それでいて日本にいる外国人には適用があるのは、おかしな制度であり、どこか基本を間違えています。


 夕方ヤンゴンからバンコク経由で日本へ。日本大使館の西馬、石川さん、オイスカの藤井、斎藤さん、現地ガイドのナインさんには本当にお世話になりました。皆さんのしっかりとした支えがあってこそ、今回の視察はトラブルもなく、有意義で思い出深いものとなりました。ありがとうございました。


写真:日本人学校にて