28日(木)午前11時より議会運営委員会。午後からの本会議日程を決めた他に、衆院憲法審査会規程制定のための枝野幸男民主党議員(元衆院憲法調査会長代理)からの意見聴取。連休前(4月27日)の中山太郎元会長に引き続くものです。憲法改正を行う場合の国民投票法が成立したにもかかわらず、その手続法を今なお定めないことは立法府の怠慢といって過言ではありません。


 北朝鮮の核実験を受けた我が国の対応について石破茂農水相(元防衛相)が新聞インタビューに答えています。(27日付け朝日新聞)。


 「北朝鮮は体制の維持と北朝鮮主導による朝鮮半島統一ということは一度もぶれていない。その手段としてミサイル、核実験と着々と進めている。」


 「問題はこれで分水嶺を越えたと判断すべきかどうかだ。」


 「核不拡散体制の維持ということに共通の利益を見い出す米中の話し合いをしてもらわないと、前に動かない」


 東北アジアと国際政治の現状を冷静に踏まえた石破大臣の見識は傾聴に値します。何をするかわからない国がすぐ近くにあるのは不気味ですが、引っ越しするわけにはいかず、上手にしかし脅しに屈せずつき合っていかざるを得ません。