13日(木)は国会の合間を見て長崎空港へ日帰り出張。


 長崎空港は国内線発着回数全国第9位の海上空港(滑走路3,000mB滑走路の他、橋を挟んだ陸地に1,200mのA滑走路もある)で、全国に幾つかある「安全への取組みモデル空港」の一つとしてここ数年「安全・安心」に力を入れています。


 管制塔、消防・救急医療車庫などB地区、また対岸のA地区を視察。A地区は主に海上自衛隊、民間のパイロット養成学校が使用しており、自衛隊のヘリコプター離発着訓練を行っている最中でした。


 午後はB地区内にある全国唯一の「空港保安防災教育訓練センター」を視察。このセンターは過去の航空機事故の教訓を踏まえ、効果的な消防活動、迅速な救出活動などを行うための教育訓練施設で、平成12年度にオープンしました。


 モックアップと呼ばれる実物と同じ大きさの模型を使いながらの燃料流出火災消火訓練も見学しました。モックアップは搭乗者救出訓練用のものもあり、これだけ立派な空港保安防災教育訓練センターは外国でもほとんど例がないとのことです。


 事故がないよう、しかし不幸にして万一起きたならば被害を最小限に止めるよう、第一線にいる職員の奮闘を期待しています。


写真 空港保安防災教育訓練センター