10日(月)から会期62日間の臨時国会が始まりました。午後安倍首相の所信表明演説。約20分の演説でしたが、新たな気持で再出発という気迫はもう一つでした。


 11日(火)はほぼ一日、国土交通省の所管事項説明を各局の局長などから受け、途中、佐藤福島県知事などから道路特定財源の確保に係る要望を受けました。


 そして12日(水)の昼過ぎ、午後1時からの衆議院本会議を前に、安倍総理の突然の辞任表明です。文字どおり、驚天動地といった思いです。


 なぜなのか。どうして今なのか。この時期に職責を放棄とは信じ難く、国のリーダーとしての責任感を問わずにはおれません。何よりも国際公約であり、日本が諸外国からの信頼を確保し、ともにテロに対して対抗するためのテロ特措法の延長問題をしっかりと道筋つける必要があったのではないか。


 ポスト小泉として安倍氏を一貫して支持してきただけに、大変残念で、言いようのない空しさと情けなさを感じます。


写真 佐藤福島県知事から道路特定財源の確保に係る要望