8月28日(火)夜10時50分。九段衆議院宿舎にいた私の携帯電話が鳴りました。大野松茂官房副長官からでした。国土交通大臣政務官を命ずるとの内示、明日の13時50分に首相官邸に集合とのこと。明日の閣議まで他言はしないようにとも言われました。しかし、翌日の朝議員会館に連絡が入り、辞令交付は都合により30日(木)に延期とのこと。


 30日(木)午後3時15分首相官邸へ。3時30分 安倍首相より辞令交付。40分 総理、官房長官、官房副長官も入り、全政務官で記念撮影。50分官邸で初の政務官会合。総理より、美しい日本の実現に向けて、戦後長く続いてきた諸制度を見直すとともに、国民との対話を重視し、改革の影の部分にきちんと光を当てることに、全力を挙げるよう指示を受けました。


 16時10分国土交通省に政務官として初登庁。15分幹部より挨拶を受けました。25分冬柴大臣より2人の副大臣、3人の政務官に担当する分野を指定されました。


 私の分担は国土交通省の次の事務です。


 「安全・危機管理関係施策及び交通関係施策、特に航空関係事務」、16時40分梶山前政務官より事務引継。といっても毛筆で引継書に記名するのみです。55分省内10階の大会議室で新旧副大臣・政務官の職員への挨拶。


 私は希望していた国土交通大臣政務官を命ぜられ、大変嬉しく、誇りに思い、一方で身の引き締まる思いだ。「安全・安心の確保」「地方・地域の活性化」「国際競争力の強化」の三つの目標に向かって全力で取組みたい旨を伝えました。


 18時から初の省議。国土交通省の幹部40人が集り、冬柴大臣の訓辞。新任の松島みどり、平井たくや両副大臣、同じく新任の金子善次郎、谷公一、山本順三政務官のあいさつ、峰久幸義事務次官のあいさつと続き、18時20分頃終了しました。


 長い午後の一日でした。


写真 全政務官で記念撮影