アジアを始め、いわゆる発展途上国の農業技術支援、環境・教育支援活動を40年行っている「オイスカ」という財団法人があります。そのオイスカの活動を支援している自民党の国会議員でオイスカ国会議員連盟を組織しています。会長は柳澤伯夫議員で会員は100名を超えています。


 20日(月)の朝、関西国際空港を出発、25日(土)の早朝まで、オイスカ国会議員連盟の活動の一環で、フィリピン、タイに視察に行きました。


 月曜日の夜はフィリピンの山崎大使らと意見交換。翌21日に数百キロ南のネグロス島へ。30年近くネグロスで活動しておられるオイスカの渡辺パゴ研修センター長の案内で、ジョセフ西ネグロス州知事表敬訪問のあと、パゴ研修センターを訪問。日本の支援で完成した蚕製造所の完成式に立合い。また、オイスカの支援で学校敷地に植林している「子供の森」プロジェクト事業を行っている小学校、ハイスクールを訪問。暖かい歓迎を受けました。夜は、オイスカ支援のチャリティコンサートに、ボランティア活動に来ておられた愛知県三好町の方々と参加しました。


 翌22日(水)はホテル(西ネグロスの州都パコロダ)から約200km離れたカンラオン研修センターを訪問。車は4WDの大型ワゴン、行程の1/3は未舗装道路でした。途中、養蚕農家なども訪ねました。オンラオンの稲作農場で地元選出のジョセリン下院議員とも意見交換。パコロドへの帰り、マングローブ植林地も視察。夜は西ネグロス州関係者、日本からボランティア活動に来られているオイスカ茨城支部の方々と懇談。


 23日(木)は朝6時ホテルを出発し、再びマニラへ。フィリピン農業省フォンデビリア次官、国家経済開発庁トゥンパラン次官らと日比関係、比の農業政策、日本のODA活動などについて意見交換。午後マニラからバンコクへ。


写真 ネグロス島パゴ研修センターにて