今週の火曜日(7日)から金曜日(10日)まで4日間の会期で、参議院選挙後の臨時国会です。


 6日(月)の午後、衆議院の当選2回生議員、参議院の当選1回生議員(平成16年当選組)の有志十数名で選挙結果を受けた意見交換会を行いました。


 私は歴史的大敗を受け、しっかりと党を立て直さないと、次の総選挙も大敗してしまうこと。そのためには、小泉改革の影の部分である地方の停滞、閉塞感、中小零細企業の将来への不安感を払拭するような強力なメッセージや政策を打ち出す必要があること。またベテランの知恵、叡知も借りた党執行部、内閣人事をしっかりと行う必要があること。再出発した新しい陣容によって国民の支持を回復できるかどうかが、安倍内閣の今後を占うことになるなどの意見を述べました。


 翌日の産経新聞に次のように書かれていました。


 『一方、衆院2回生と、非改選の参院1回生が開いた参院選総括会でも、「参院選はまさに死屍累々。このままでは衆院ものたれ死ぬ可能性もある」(谷公一衆院議員)など悲鳴が相次いだ。衆院2回生は安倍政権誕生の原動力となっただけに事態は深刻だ。』(産経新聞8月7日5面)


 また、参院選の敗因などを総括するため、党執行部は7日と8日に、全国の比例ブロックごとに意見交換会を開き、国会議員の意見を聞きました。


 翌日の神戸新聞には次のように書かれていました。


 『近畿ブロックでは、安倍首相の続投に対する異論こそ出なかったものの、改革路線への不安や地方政策の不備が自民離れを加速させたとの意見が相次いだ。・・・(中略)・・・谷公一衆院議員(兵庫5区)は「地方に訴えるメッセージが弱く、改革路線で疲弊した地方では将来への不安が広がった」とし、党役員、閣僚の人心一新には「ベテランの英知で、危機管理に強い体制を」と求めた。』(神戸新聞8月9日23面)


 写真 第29回三田まつり(8月5日)