8月2日(木)早朝、東京に向かいました。ほぼ1カ月振りの東京です。志帥会の会合、党の会議、要望活動などのためです。翌3日(金)に水害サミット(ここ数年大規模な水害を受けた全国の市町長らが結成)の代表メンバー(兵庫の豊岡市長、新潟の見附市長、長野の岡谷市長ら5人)の方々と政府及び自民党に要望活動。内容は予防的な治水関係予算の充実と住宅再建制度の改善、改正です。


 選挙後のたまたまの空白期だったのか、政治の動きが止まっているためなのか、今回は急な話でしたがよくアポイントが取れました。中川幹事長と中川政調会長、冬柴国土交通大臣、菅総務大臣、下村内閣官房副長官らに要望しました。冬柴、菅両大臣からは住宅再建制度の充実について、是非自民党の方でも頑張ってもらうよう逆に激励を受けました。


 石破茂元防衛庁長官はマスコミの取材で安倍首相の続投に疑問を呈しています。


 小沢一郎を選ぶのか、私を選ぶのかの選挙だと国民に問い、国民は安倍首相を選ばなかった。そのことの重みをしっかりと受け止めるならば、退陣すべきではないか。選挙結果で示されたのは自民党の政策が間違っていたのではなく、間違っていたのはプレイヤーだというわけです。石破先生らしく論理的で正論です。


 しかし私は前回のブログで記したように、安倍総理が継続の決意を示したことを尊重して、いま一度、最後のチャンスという決意で踏ん張っていただきたいと思います。敗戦の総括と併せて、ベテランの知恵も借り、思想的にも左ウイングをもっと拡げスマートだけでない「土の匂い」を感じさせる人材を取り入れた党役員、閣僚人事を行うべきだと思います。それをしっかりと私自身も見極めたいと思います。


写真 水害サミット 菅総務大臣に要望