久し振りの活動日記です。
選挙という戦いの最中には、文章を書く時間も惜しく、ひたすら歩き、頭を下げ、声を張り上げることに私は集中しています。
7月29日投票の参議院議員選挙は与党、そして我が党にとって最悪の結果でした。極めて厳しいと形容するより、大敗、惨敗とみるべきだと思います。
1人区29のうち勝ったのは僅か6つ。応援に入った熊本、鳥取、香川、徳島、いずれも敗れ、2度行った岡山の片山虎之助先生も勝利に届きませんでした。
言うまでもなく、年金記録問題、事務所費に見られるごとく政治とカネの問題、そして閣僚の不適切な発言が大きく影響したと思います。加えて、東京など大都市と比べての地方の全般的な停滞への不満、不平。更には首相のリーダーシップ(なぜ問題閣僚に厳しく対応しないのか等々)への批判もあるかと思います。
安倍総理は引き続き政権を担っていく意志を表明しました。私は、選出して僅か9か月であること、選挙においても昨年9月就任以来の政策(国民投票法の制定、教育基本法の改正、社会保険庁改革法の制定、公務員制度改革等)が否定されたのではなく、歴代内閣の怠慢(年金記録)や内閣の政治姿勢(政治とカネ、閣僚のバカな発言)にNO!を突き付けられたと受け取めるべきであること、更に、党内で一致できる後継者が現時点ではいないこと等を考えると、早急に安倍総理のリーダーシップのもと、体制を立て直すための党、内閣人事を断行し、挙党体制で難局を乗り越えるべきだと思います。
それにしても、我々にとっては死屍累累の選挙結果でした。
そうした中にあって兵庫選挙区の鴻池候補の当選、そして同時に行なわれた三田市長選挙で竹内候補が厳しい戦いを制しました。
特に共産党籍の女性候補が先行していると言われた三田市長選挙に競り勝ったことは、デマと中傷に煽られることなく、三田市民の良識が示されたものであり、私にとっても一筋の光明を見出す思いでした。7日間の運動期間中、鴻池候補の選挙カーに乗っていた2日間を除き、毎日三田市内で運動したことが報われました。
写真 竹内新三田市長誕生
参考
・兵庫選挙区(確定)
当 鴻池 よしただ 860,568(平成13年 882,584)
当 つじ 泰弘 1,086,682(平成13年 530,934)
原 和美 185,773
堀内 照文 267,772
西田 幸光 64,528
・三田市長選(確定)
当 竹内 ひであき 18,045
中田 はつ美 16,956
野村 ひろ子 9,544
高木 のぶあき 7,936