25日(水)は尼崎JR脱線事故から丸2年目の日です。前日夜の新幹線で関西に着き、JR大阪駅前の新阪神ホテルに泊りました。


 当日は雨でした。哀惜の雨であり、鎮魂の雨であり、ひょっとして、強い雨でしたから憤怒の雨かも知れません。尼崎市内での追悼慰霊式の遺族代表の「慰霊の言葉」は怒りを押さえながらも、激しい想いを露にしたものでした。JR西日本と遺族・被害者との溝はまだ深いものがあります。政府の航空・鉄道事故調査特別委員会の最終報告はこの夏にも予定されていますが、二度とこのような悲劇が起きないよう、JR西日本と国土交通省は万全を期す義務があります。


 この日夕方から河野衆議院議長公邸で、日本国憲法施行60周年記念演奏会がありました。数カ月振りに東京に来た妻(広美)と一緒に出かけました。


 チェリスト(溝口肇)、ソプラノ歌手(林正子)、ジャズピアニスト(アキコ・グレース)などが出演し、最後の出演者は真っ赤なドレスの森山良子で「この広い野原いっぱい」「涙そうそう」「さとうきび畑」などを伸びのある声で熱唱しました。


写真 豊岡市但東町チューリップまつり