9日(金)の昼、我々自民党の当選2回生と安倍首相との昼食懇談会がありました。カレーライスを食べながら総理官邸で行われました。一人ひとり短い時間ですが、首相への要望、激励などを述べました。


 私は


 一、中国残留邦人支援に関して総理が指示(支援のあり方を誠意を持って対応するよう厚労大臣に指示)していただいたことの御礼


 二、最近の首相は「ふっ切れていて、いいんじゃないか」との知り合いの記者の安倍評


 三、公務員制度改革を何としても成し遂げるようリーダーシップの発揮を期待


などを話しました。


 総理の話でおもしろかったのは、3月3日(土)未明の本会議での話でした。総理の周りにいるベテラン議員の眼が爛々と輝やいていて、普段の表情とは全く違っていた。ここ一番の時、勝負どころの生き生きとした姿を見て、これが政治家、これぞ政治家なのだという感を強く持ったという話でした。


 翌10日(土)の朝、兵庫県加古川市へ。首相が若い頃勤めていた神戸製鋼所加古川製鉄所視察に随行。初めて高炉の中に入り、鋼ができ上がる様子を見ました。求めに応じて揮毫された安倍首相は「鋼の匠」と書きました。「鉄という字は、金を失うと書くから、鋼と書いたんだよ」と言われました。気配りの総理です。


写真 神戸製鋼所加古川製鉄所視察