『社会保険庁改革へ申入れ』
台風１３号は幸いにも、関西地方に大きな被害をもたらすことなく通り過ぎました。それにしても、最近は度重なる集中豪雨、上陸する台風の多さ、毎年ひどくなるような夏の暑さが目立つ感じです。
１８日（月）夜、東京へ。翌１９日（火）午前中に「社会保険庁・年金不正免除問題」について、幹事長室に設置したＰＴ（プロジェクト・チーム）が党三役（幹事長、政調会長、総務会長）に申入れしました。数ヵ月の検討、ヒアリング、現地調査を踏まえたもので、私自身も、社会保険庁（地域では社会保険事務所）とそこに働く職員そして組合の国民のためという使命感の薄さ、法を守る意識の希薄さ、国民、住民より自分達自身のことが何より大切という姿勢に驚き、呆れました。
翌日（２０日）の読売新聞には次のように書かれていました。
「社保庁、解体が必要」
―自民チーム 改革法案抜本見直し要求―
社会保険庁の国民年金保険料不正免除問題を調査してきた自民党の「官公労・自治労・日教組プロジェクトチーム」（座長・宮路和明副幹事長）は１９日、「社会保険庁には自浄能力がなく組織解体が必要」として、政府が現在提出している社会保険庁改革関連法案を抜本的に見直し、再提出するよう求める報告書をまとめ、武部幹事長ら党三役に提出した。総裁選で最有力の安倍官房長官もすでに、法案修正の必要性に言及しており、今後の大きな課題となりそうだ。
写真 中川政調会長に申入れ
『安倍総裁誕生』
いよいよ総裁選です。
昨日（火）の昼、「安倍晋三応援隊 議員総決起大会」がルポール麹町でありました。２００人程の議員が集ったでしょうか。
投票当日の今日（２０日）、１２時３０分から、またもや「安倍晋三応援隊 必勝出陣の会」が赤坂プリンスホテル別館で開かれました。
最後の引き締めというところでしょうか。
実は昨日の午後、谷垣大臣から直接電話で支持要請を受けました。過去２回の選挙、また、選挙区の懸案事項（道路の整備、河川の改修、災害復旧事業、市町財政の充実等々）に大変お世話になり、ご指導をいただいているだけに、心情として、まことに心苦しい、申し訳ない気持でしたが、一度表明した安倍支持を政治家として変えられません。
午後２時から自民党本部８Ｆ大ホールで国会議員の投票。
安倍晋三候補 ４６４票
麻生太郎候補 １３６票
谷垣禎一候補 １０２票
いよいよ安倍総裁、安倍首相の誕生です。
新聞社から新総裁誕生のコメントを求められ、私は「安倍新総裁には、国内の諸課題に果敢にチャレンジし、世界から信頼され、他国の指導者に引けを取らない首相になってほしい。」と話しました。