今日から8月。午後から長野県軽井沢のホテルで「自由民主党 全国幹事長研修会」。
小泉総裁以外の党執行部が勢揃いし、全国都道府県連幹事長などを対象とした研修会です。数年振りとのことで、マスコミも沢山来ていました。
講演の柱は三つ。一つは参議院対策「参議院選挙における現状と今後の課題」と題する青木幹雄参議院議員会長の講演。自公で過半数という勝負ライン、勝負の鍵は一人区という点は与野党間で完全に、一致している。5年前の小泉ブームで大量当選組の改選であること、昨秋自民党大勝後の選挙で“振り子の原理”が働くこと、12年に一度の地方統一選挙後の選挙であること(第一線の地方議員は疲れている)などの極めて厳しい状況にあるが党の盛衰を賭けた戦いであることを、熱を入れて話されました。
二つ目は政策。中川秀直政務調査会長の「骨太方針、歳出歳入一体改革」。講演の最後の頃、「小泉さんの郵政のように、ポスト小泉には“命がけで訴える”ものを期待したい」という言葉が印象的でした。
三つは、田勢康弘早稲田大学院教授の「ポスト小泉、自民党に求められること」と題した講演。講演をお聞きするのは二回目でしたが、「小泉政権は政界の景色を変えた」「小泉政権が長く続いた理由の一つは金にまつわるスキャンダルがなかったことだ」「ニクソン、中曽根の例にみられるごとく、右に軸を置いている人が、左にウィングを伸ばすと強い」などの見方は記憶に残りました。
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写真 上山高原エコミュージアム グランドオープニング記念式典
(7月30日新温泉町)