いじめ相談 | 練馬区議会議員 西野こういち オフィシャルブログ「住みやすさNo.1の練馬」Powered by Ameba

いじめ相談

大津市の中ニ男子生徒の自殺問題以降、文部科学省などが設けている、いじめ相談窓口への相談件数が急増しているそうです。
親や教師など周りの大人に相談出来ずに一人悩んで最悪の選択をしてしまった事態に、夜回り先生で有名な水谷先生は学校教師はじめ周りの大人達の関わりについて指摘しています。
水谷先生は現役の生活指導の先生をしていた時、いじめを受けている生徒が判るとその生徒にひたすら謝るそうです。「君は何も悪くない、いじめが発生する様な状況を作ってしまい変えれなかった全部自分のせいだ、もう二度と君が苦しまない様にするので、許してくれ」と全力でその一人と関わっていくそうです。
また、現役を退いた水谷先生は、いじめを受けている全国の生徒達に次のように発信してしています。「いじめを受けたらなるべく多くの大人に相談するんだ!親や先生に出来なければ、近所の大人でも知っている大人、誰でもいい、とにかく一人でも多くの大人にそのことを伝えるんだ!そうしたら必ず誰かが君を助けてくれる」と発信し続けています。
今回のいじめ相談窓口の件数が増えたという事は、悩みを一人で抱えない生徒が増えたということだと思います。
大津市のような悲しい事態が起こらないように、自分たち大人がまず意識を変えていかなくではいけないと痛感しております。